痛みに強いと損をする!?
脳梗塞になるまで医者や病院とはとんと縁がなかった。毛嫌いするのではなく、少しは関心をもち、人間ドックや脳ドックを受けていれば脳梗塞を避けられたかもしれない。あとのマツリだけどね。
でも、医者っていう“人種”がよくわからない。何を考えているんだろうか。患者とコミュニケーションをとろうと本気で思っているのだろうか。
そりゃ、忙し過ぎるのはわかりますよ。でも、患者だって忙しいなか、必死になって時間を作っているんだ。
医師に面と向かっての症状の説明。これが難しい。だって素人が、プロに説明するんだもの、うまくできるわけがない。
頭が痛いったって千差万別。ガンガン痛い、ズキンズキン脈打つよう、頭が締めつけられるよう、クラクラ目眩がする、痛い部分が特定できない、吐き気もする、首や頭も重い、等々。
うまく説明できたら病気のプロだ。ある程度は医師が読み取ってくれなくちゃ。誘導尋問かと思うくらい、医師のほうからも、いろんな質問をぶつけてほしい。
医師に説明するための“症状表現ガイドブック”があって、待ち時間などに自分でチェックできたらいいのに。そりゃ、感覚は人それぞれだから絶対的なものは作れないだろうけど、ありえる症状の目安を並べることはできそう。そうでないと、痛さに強い人、我慢強い人、口下手な人は損をしそうだ。
実際、ボクが以前かかっていた病院では、何度か「頭が痛い」と訴えてから画像撮影の予約を入れてもらうまでに4、5か月かかった。で、結局撮影する前に、急性硬膜下血腫で入院することになっちゃったんだけどね。
最近感じるのは、病院では遠慮しないで、多少オーバーぎみに説明する方がよさそうだということ。医者は懇切丁寧に説明しないと理解してくれない。こちらが医師をカウンセリングしてあげるくらいの気構えでちょうどいいのかもしれない。
次回は2010年5月18日(火)、更新予定です。
いい季節になりました。ツツジも咲いています
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