ページの先頭です。

ホーム >> アクティブシニアサポーターズ >> アクティブライフ入門
コーソクくんの「ボクは高次脳機能障害」

方向感覚

 朝、目覚めると、どこにいるのか、どの方向を向いて寝ているのかわからないことがあります。旅館で目覚めたときのような感じ。寝相が悪いわけではありません。
 きちんと布団の上に、昨日寝たときのまま寝ています。どこで寝たのかを覚えていないため、思い出すまでに時間がかかるのです。

続きを読む

 障害者はベッドで寝るのが普通のようです。これは寝起きしやすいためでしょう。確かにベッドなら、スッと寝られて、スッと起きられます。高さもちょうどいい。
 でも、ボクは布団にこだわっています。なぜかという根拠は希薄なのですが、ボクとしては布団での寝起きは手足のリハビリになると勝手に思っているからです。
 布団から立ち上がるのは結構大変な作業。一人で起き、立ち上がることができるようになるまでには時間がかかりました。これもリハビリ、リハビリです。

 寝るときにオカルトのような変な現象が起きることがあります。

 それは寝る方向がわからず、枕と逆向きに頭を置いてしまうことがあることです。そのときはなんだかこのほうが合ってるような気がして……。そこからからだを半周回せばいいんだけど、これがなかなかやっかい。しばらくドタバタになります。
 高次脳機能障害には道に迷ったりする「地誌的障害」というのがあります。その一種なのかもしれませんが、部屋の中で方向音痴になるというほどオーバーではありません。


 次回は2010年5月6日(木)、更新予定です。

kosoku1004227.jpg
公園にもユニークな“怪物くん”がいる


※コメントはブログ管理者の承認制です。他の文献や発言などから引用する場合は、引用元を必ず明記してください。

コメントを投稿する




ページトップへ
プロフィール
コーソクくん
(脳梗塞& 高次脳機能障害)
1951年生まれ。大学卒業後、フリーのライターとしてAV機器評論を行う。著書は約30冊。2008年に脳梗塞を発症し、半身マヒに。2009年、リハビリ医を紹介され、高次脳機能障害と診断される。埼玉県三郷市にて高次脳機能障害者とその家族を中心にした地域会に参加し、新たな暮らし方を模索中。
メニュー
バックナンバー

文字の拡大
災害情報
おすすめコンテンツ
福祉資格受験サポーターズ 3福祉士・ケアマネジャー 受験対策講座・今日の一問一答 実施中
福祉専門職サポーターズ 和田行男の「婆さんとともに」
家庭介護サポーターズ 野田明宏の「俺流オトコの介護」
アクティブシニアサポーターズ 立川談慶の「談論慶発」
アクティブシニアサポーターズ 金哲彦の「50代からのジョギング入門」
誰でもできるらくらく相続シミュレーション
e-books