方向感覚
2010年04月27日 10:00
朝、目覚めると、どこにいるのか、どの方向を向いて寝ているのかわからないことがあります。旅館で目覚めたときのような感じ。寝相が悪いわけではありません。
きちんと布団の上に、昨日寝たときのまま寝ています。どこで寝たのかを覚えていないため、思い出すまでに時間がかかるのです。
障害者はベッドで寝るのが普通のようです。これは寝起きしやすいためでしょう。確かにベッドなら、スッと寝られて、スッと起きられます。高さもちょうどいい。
でも、ボクは布団にこだわっています。なぜかという根拠は希薄なのですが、ボクとしては布団での寝起きは手足のリハビリになると勝手に思っているからです。
布団から立ち上がるのは結構大変な作業。一人で起き、立ち上がることができるようになるまでには時間がかかりました。これもリハビリ、リハビリです。
寝るときにオカルトのような変な現象が起きることがあります。
それは寝る方向がわからず、枕と逆向きに頭を置いてしまうことがあることです。そのときはなんだかこのほうが合ってるような気がして……。そこからからだを半周回せばいいんだけど、これがなかなかやっかい。しばらくドタバタになります。
高次脳機能障害には道に迷ったりする「地誌的障害」というのがあります。その一種なのかもしれませんが、部屋の中で方向音痴になるというほどオーバーではありません。
次回は2010年5月6日(木)、更新予定です。
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