自己紹介~見た目ではわからないボクの障害について~
2010年03月09日 09:00
障害には外見から見える障害と見えない障害があります。
ボクは2008年の夏に脳梗塞で左半身マヒとなりました。
幸い、症状は重くなく、リハビリにより杖で歩くことができるレベルにまで回復しています。
高次脳機能障害によるトンチンカンな生活の幕が開いたのはその頃です。
やることなすこと何かオカシイ。物忘れは激しいし、計画を立てて作業を進めることができない。
しかし、左足マヒによるビッコと違って、外見からはわからない。
それが高次脳機能障害によるものらしいとわかったのは、埼玉県三郷市で「地域で共に生きるナノ」という高次脳機能障害家族会を主催している谷口眞知子さんと知り合ったとき、症状を話したら「高次脳機能障害じゃないか」と言われたためです。
確かに典型的な症状の多くが当てはまりました。
高次脳機能障害は「病気や事故などによる脳の損傷で言語・思考・記憶・行為・学習・注意などに障害が起きた状態」をいいます。
ボクの場合は脳梗塞が主要因ですが、高次脳機能障害はビッコのおまけのようなもの。
ビッコだと、バスや電車で席をゆずってもらえることもあります。でも高次脳機能障害は家族からさえも理解されにくいのが現実のようです。
次回からは、ボクの“おもしろライフ”を徒然なるままに綴っていきます。乞う、ご期待!
(高次脳機能障害の症状は人により違いがあります。このコーナーはボクのケースであることをご了承ください。)
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