ビンラディンの殺害について
2011年05月06日 11:00
●5月1日が、まさに「血のメーデー」となりました。
アメリカ国民としては「メーデてえ日」のようで、各地で狂喜乱舞している映像が流されました。
しかしこれは、本当にめでたいことなのでしょうか?
「これで終わり」という言い方をしている人もありましたが、私には「これが始まり」のような気がします。
各地でテロが起きないことを祈るのみであります。
●「宗教はアヘンである」と言ったのはレーニンですが、「イスラム教」対「キリスト教」は、もともと仲が悪いのです。
一神教同士、絶対に折り合いはつきません。
「仲裁は時の氏神」といいますが、ここで我らが仏教が、何か出来ることはないのでしょうかねえ?
何かあるような気がしますが。
●アメリカは一言で言えば、「世界の抗生物質」です。
テロ組織を「悪玉菌」だとすれば、悪玉菌を殺すにあたって、他の罪のない一般市民という「善玉菌」までも犠牲にしてしまうのです。
もともと、アメリカのイスラム諸国への介入がなければ、こんなことにはならなかったはず。
テロ組織側にも言い分はあるようです。
そしてもっとうがった見方をすれば、オバマ大統領は、「これで地球に安全な場所はなくなりました」ということを、ビンラディン殺害により、訴えたかったのかもしれませんね。
●ところで、「友達の友達がアルカイダにいる」と言っていた鳩山邦夫さん。
アルカイダ宛てに、弔電は打ったのでしょうか??
それは打ちますよねえ。
だってビンラディンは、「友達の友達の上司」にあたる、VIPな存在なのですから。
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