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立川談慶の「談論慶発」

震災後あれこれ

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●「世界一の震災に遭ったのだから、世界一のパワーで乗り切りたいです」と言っていた被災者の方がいた。
涙が出てきた。



●こんな最中、東京電力に怒鳴り込みに行くのが、総理の仕事なのでしょうか?
市民運動家上がりの限界ですな。



●こんな最中、セリーグは、3/29より試合を始めようとしています。
そこまで首都圏開催にこだわることはないと思いますが。
例えば、長野とか、関東より西での試合を、積極的に開催していくというのはどうでしょうか? 



●自粛、自粛というのは、言葉狩りみたいなもんです。
日本の経済自体が沈滞化してしまったら、東北の方々だって助けることはできないはずです。
私も正直、5本ぐらいの仕事が飛んでしまいました。
国民全部が、被災者です。



●「不謹慎」という言葉も流行っていますな。
もともと落語は不謹慎なものですから、返す言葉がありません。
でも、被災した方々に無遠慮にマイクを向けて、「今のお気持ちは?」などと平気でたずねる報道の方が、ふざけたことを言っている私を含めた芸人たちよりも、よっぽど不謹慎だと思いませんか?



●私は、募金は「日本赤十字」、日赤で行います。
(「日本ユニセフ」は、信じられないくらい手数料を取りますよ)
あ、日赤といっても、日本赤軍のことじゃありませんからね。



●関東以東に注目が行っちゃっていますが、長野県の栄村も、全村避難という悲劇に見舞われています。
この村には、私に第二の天職ともいうべき「絵手紙」を、教えてもらった恩義があります。
落ち着いたらボランティア落語で伺います。
皆さん、お元気で!


一人でも多くの方の無事を祈っております!


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プロフィール
立川談慶
(たてかわ だんけい)
本名、青木幸二。1965年、長野県上田市(旧丸子町)出身。慶應義塾大学卒業後、株式会社ワコールに入社。1991年に立川談志18番目の弟子として入門(前座名『立川ワコール』)。2000年12月に二つ目昇進、談志により『立川談慶』と命名される。2005年より真打昇進。 落語以外にも、テレビ、新聞、雑誌等にレギュラーを持ち、またザ・コンボイ瀬下尚人氏とのユニットライブ「だんじゅり祭」(平成17年より毎年開催)にて、異色コラボレーションを展開中。趣味・特技は、雪駄タップ、かっぽれ、絵手紙。
《談慶公式HP》立川談慶の世界
http://dankei.desu.jp/
《談慶ブログ》裏相田みつを語録
http://yaplog.jp/dankei-uraaida/
《おかみブログ》ダンケシェーンな休日 家族から見た談慶の知られざる素顔?の日記
http://yaplog.jp/dankei-holiday/
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