秋口の雑感
2010年10月01日 11:40
●尖閣諸島の問題がまだまだ尾を引いています。
うまいことを言った人がいました。「今回の一件は、まさに『漁夫の利』だ」と。
なるほど漁船の船長だけが得をしましたな。けだし名言です。
あと、「昔黒船、今漁船。昔開国、今売国」とも。お見事です。
●そんな最中、鳩ポッポ前首相が、「私だったら中国の温家宝首相と腹を割って話し合える」とのたまったそうな…。
この期に及んでそんなことを言う、鳩山さんの頭を割って中身を見てみたい気がしますな。
「じゃあ、お前ならなんて言うんだ?」と、おっしゃる御方がいらっしゃいました。
私はすかさず、「寝て待つしかありませんよ、相手は果報(家宝)なんですもの」と答えておきました(落語家だもの)。
ちなみにそのお隣の国では、「大将」が出現するそうです。なんか、いきなり修行もしてない若者を、「真打ち」に任命するみたいですな。
頭に「お山の」を付けたくなるような大将です。
●あ、ところで、厚労省の村木さんの一件。
村木さんが、無罪放免「めでたし めでたし」で、本当によかったんでしょうか?
だって、部下が起こした犯罪の責任の一端は、あるはずですよ。誰も言いませんが。
もしかしたらこれって、「厚労省が舞台の壮大なる犯罪もみ消し」なのかもしれませんよ。
以上、下衆の勘繰りでした。
でも下衆の勘繰りこそが、落語家の使命なんですよ!
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