山号寺号はいかが?
2010年10月07日 09:30
●落語の中に、「山号寺号(さんごうじごう)」という噺があります。
若旦那と、タイコモチの一八との物語ですが、お寺には必ず、「金龍山浅草寺」「成田山新勝寺」「身延山久遠寺」などなど、山号という「山(さん)」というものがくっついてるんですな。
「〇〇山(さん)△△寺(じ)」という具合に。
●噺では、「どんなところにも、山号寺号のないものはない!」と言い切ってしまった一八に対し、すかさず若旦那が、「じゃあ、ここは上野の広小路だ、ここで山号寺号を探してみろ」と無理難題を吹っかける。
すると一八が、機転を利かせ、車屋の客待ちしているのを見つけ指差して言います。
「若旦那、あれが山号寺号ですよ!」
「どういうわけだい?」
「ほら、車屋さん広小路」
●さあ、これを例題にしていろんな「山号寺号(○○さん△△じ)」を作ってみましょう。
まずはお店から始めましょうか。
お肉屋さんですと、「肉屋さんソーセージ」。ウチの長男坊は、「お菓子屋さん午後三時」。
八百屋さんで「カリフォルニア産オレンジ」は、師匠の作品です。マツモトキヨシでしたら、「アミノ酸肉体疲労時」なんざいかがでしょう?
今の世の中でしたら、大阪地検であれば「資料改ざん不祥事」。あとは「田代さん問題児」とか。
おっと、さっきからずっと一緒に考えていた次男坊がこう言いました。
「お父さん大事」。
うわあ、泣けてきます。かわいい!!
●さあ、みなさんもいかがですか?
「なぞかけ」よりは比較的簡単にできますよ。
秋の夜長の頭の体操にぜひぜひ!!!
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