クレヨンしんちゃんシリーズは邦画最高作品群である
いやあ、タイトルの言葉に、ウソ偽りはありません。
先日、家族と一緒に観に行ったクレヨンしんちゃんの最新映画『超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁』に、またしても一本取られてしまいました!
かいつまんでストーリーをお話ししますと、のどかな春日部市の公園で、いつものように風間くんやボーちゃんたちと遊んでいるしんちゃんのもとへ、ある美女が現れます。
美女はしんちゃんに、
「私は、あなたの未来の婚約者。未来のあなたが、5歳のあなたを必要としているの。助けに来てあげて」と、タイムマシンに乗せて未来へ旅立つところから、物語は始まります。
しんちゃんと、いつものお友達、春日部の街の20数年後は、一体どうなっているのか??
と、興味津々でありますが、ここから先は、劇場で味わっていただくとしましょう。
さて、このクレヨンしんちゃん、映画版シリーズはホント裏切りません。
『三丁目の夕日』の山崎貴監督がメガホンを取ることになった『BALLAD(バラッド)―名もなき恋のうた―』、その原作でもある『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ! 戦国大合戦』も良かったですが、私としては、生まれて初めて、爆笑と号泣が同時に起きた『嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』をオススメします。
この映画は、オトナ達が、とある組織から「懐かしさ光線」を受けて、過去を懐かしがるだけで未来を見ようとはしなくなるよう「洗脳」され、「新たな楽園」建設へと駆り出されていきます。
そこに立ちはだかるのが、5歳のしんちゃん。
クライマックスで、組織のトップと対峙し、
「しんのすけ、お前の生きる未来は、薄汚れた世界なんだぞ! それでもいいのか!」と迫られますが、しんちゃんはキッパリとこう言い返します。
「どんなに汚れた世界でも、オラはこの家族と一緒に生きていくんだ!」と。
号泣でした・・・。DVDで出ています。
「オトナになるということは、子供のまんま大きくなるということなんだ」
うーむ、けだし名言。ぜひご家族でご覧ください。
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