館長になっちゃいました!
この度、私こと、長野県佐久市長より依頼を受け、佐久市コスモホール、ほのかホール、鎌倉彫記念館、以上3館の館長に就任することになりました!
落語家が総合文化施設の館長になるのは、初めてで、かなり異例のケースであります。
実は、1か月ほど前に、佐久市長からそんな話を持ちかけられ、ずっと、考え続けてきたことでありました。
「これは快挙というより暴挙ではないか」
「でも、お前、いつも面白いイベントは? って、楽しみながら考え続けてきただろ」
「そうは言っても、荷が重いよ」
「当たり前じゃん。誰にも出来ないことなんだから」
「ムリだろうなあ」
「大丈夫だよ、お前なら出来る!」
「そりゃそうと、由美かおるの水戸黄門引退は残念だなあ」
「うん、そいつはオレも激しく同意する(笑)」
などなどと、頭の中の「マイナス思考くん」と「プラス思考くん」とが、喧嘩したり、せめぎ合ったり、ずっといろんな事をしていた1か月でもありました。
そして先日、正式に辞令を公布され、その後「記者会見」なるものに生まれて初めて参列してきました。
佐久市長から、恭しく、辞令をいただくのですが、正直「形だけのもの」とは思っていましたが、きっちり公的文章のまんまかっちり目の前で読まれると、ずしりと胸に響くから不思議です。
そのせいか、たった一枚の紙切れに過ぎない辞令が、ことのほか、重く感じました。
記者会見では、
「館長(浣腸)だからスッキリさせます」
みたいな落語家チックな発言も、一応は用意して臨んだのですが、こちらもガチガチフォーマル(まして地元長野県ですから硬い!)で、そんなことはおくびにも出せない雰囲気がみなぎっていました。
が、そう言ってもやはり落語家。
長野の民放テレビでは、おしまいに、こんな「なぞかけ」を披露しました。
『3館の今後の行く末』とかけまして、
『映画のエンディングのような、潮騒が遠ざかってゆくシーン』と解きます。その心は?
『干潮(館長)が決め手です』
おあとがよろしいようで。
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