「コンクリートから人」って何?
一見、耳触りのいい言葉って、最近多いと思いませんか?
考えてみたら、そんな言葉だらけですな。
「地球に優しい」を代表に、「省エネ」、「エコ」、「温暖化防止」……。
朝青龍も、「温暖化防止」さえしていれば、暴行の罪も軽減されてしまうのではないかと、そんな風潮さえ感じるのは私だけでしょうか(ハイ!私だけです!)。
そんな言葉の中に、最近「?」と思うのが、「コンクリートから人へ」という言葉です。
民主党の選挙戦略の中から生まれた言葉でしょうが、ホント耳触りがよすぎます。
「コンクリート」という「モノ」に使っていたお金を、人にまつわる「教育」や「福祉」に回そう……というわかりやすすぎる主張には、首を傾げざるを得ません。
「コンクリート」=「公共事業」=「悪」
「人」=「福祉・教育」=「善」
という図式で、大衆の支持をゲットするという構図なのでしょう。
でもよく考えて頂きたい。
「コンクリート」に関わってお仕事をされているのも、「人」なんですぜ。
実際私の友人でも、「実家近辺が大雨で甚大な被害が出た。オレはだからこそ、頑丈なダムを作り故郷を守りたいからゼネコンに入った」という人間がいます。
さてその一方で、昨年新聞紙上をにぎわせた「福祉団体の名を借り、郵便料金制度を悪用して儲けていた」というどうしようもない連中もいます。
さあ、比べてみましょう。
「どちらが死んだら天国に行けるか」ということを。
こうなると、「コンクリートから人へ」なんて、世の中単純に割り切れなくなるでしょう。大手マスコミの言うことだけを鵜呑みにしてはいけません。世の中は複雑なのです。
結論……何が言いたいのかと言いますと、談慶の言うことだけを信じなさいということなのです(結局そこかい!)。
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