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立川談慶の「談論慶発」

「コンクリートから人」って何?

 一見、耳触りのいい言葉って、最近多いと思いませんか?

 考えてみたら、そんな言葉だらけですな。
 「地球に優しい」を代表に、「省エネ」、「エコ」、「温暖化防止」……。
 朝青龍も、「温暖化防止」さえしていれば、暴行の罪も軽減されてしまうのではないかと、そんな風潮さえ感じるのは私だけでしょうか(ハイ!私だけです!)。

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 そんな言葉の中に、最近「?」と思うのが、「コンクリートから人へ」という言葉です。
 民主党の選挙戦略の中から生まれた言葉でしょうが、ホント耳触りがよすぎます。
 「コンクリート」という「モノ」に使っていたお金を、人にまつわる「教育」や「福祉」に回そう……というわかりやすすぎる主張には、首を傾げざるを得ません。

 「コンクリート」=「公共事業」=「悪」
 「人」=「福祉・教育」=「善」
という図式で、大衆の支持をゲットするという構図なのでしょう。

 でもよく考えて頂きたい。
 「コンクリート」に関わってお仕事をされているのも、「人」なんですぜ。
 実際私の友人でも、「実家近辺が大雨で甚大な被害が出た。オレはだからこそ、頑丈なダムを作り故郷を守りたいからゼネコンに入った」という人間がいます。
 さてその一方で、昨年新聞紙上をにぎわせた「福祉団体の名を借り、郵便料金制度を悪用して儲けていた」というどうしようもない連中もいます。


 さあ、比べてみましょう。
 「どちらが死んだら天国に行けるか」ということを。
 こうなると、「コンクリートから人へ」なんて、世の中単純に割り切れなくなるでしょう。大手マスコミの言うことだけを鵜呑みにしてはいけません。世の中は複雑なのです。

 結論……何が言いたいのかと言いますと、談慶の言うことだけを信じなさいということなのです(結局そこかい!)。


※コメントはブログ管理者の承認制です。他の文献や発言などから引用する場合は、引用元を必ず明記してください。

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プロフィール
立川談慶
(たてかわ だんけい)
本名、青木幸二。1965年、長野県上田市(旧丸子町)出身。慶應義塾大学卒業後、株式会社ワコールに入社。1991年に立川談志18番目の弟子として入門(前座名『立川ワコール』)。2000年12月に二つ目昇進、談志により『立川談慶』と命名される。2005年より真打昇進。 落語以外にも、テレビ、新聞、雑誌等にレギュラーを持ち、またザ・コンボイ瀬下尚人氏とのユニットライブ「だんじゅり祭」(平成17年より毎年開催)にて、異色コラボレーションを展開中。趣味・特技は、雪駄タップ、かっぽれ、絵手紙。
《談慶公式HP》立川談慶の世界
http://dankei.desu.jp/
《談慶ブログ》裏相田みつを語録
http://yaplog.jp/dankei-uraaida/
《おかみブログ》ダンケシェーンな休日 家族から見た談慶の知られざる素顔?の日記
http://yaplog.jp/dankei-holiday/
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