子供は哲学者なり
カミサンと長男坊が、新型インフルエンザにかかってしまいました!!
私自身は、マスクとうがいと手洗いとビタミンCとグルタミンと乾布摩擦と貿易摩擦と(笑)……、ありとあらゆる手段を使って未然に防いでいます。
健康の有難みは、病気になって初めて気がつくものなのかもしれませんな。
で、そんなこともあって、子供の世話を焼く機会がお陰様で近頃増えてきました。
ま、それだけヒマということもあるのでしょうが(笑)。
それでも、仕事がしばらく続くとやはり疲れが残るもので、その日は日曜日でしたが、私午前中、ずっと寝ておりました。
すると、遊びたい盛りの5歳になる次男坊が近づいてきて……
「ねえパパ、遊ぼうよ!」
「勘弁して。今日は疲れているんだよ」
「パパ、なんで疲れているの?」
「ここしばらく、ずっと仕事をしていたから疲れているの」
「仕事って何?」
「本質的なことを聞くなあ……」
「ほんしつてき って?」
「深いことを聞くってことだ」
「いいことなの?」
「もちろん。いいか、仕事はお金をもらうことをいうんだ」
「お金をもらうのってそんなに疲れることなの?」
「うん、このお家に住んだり、ご飯を食べたり、君たちが幼稚園に行くのにも、みんなお金がかかるんだよ」
「そっか、でもさ、パパ。だったらパパもママみたいにお金をもらえば楽になるよ」
「ママみたいにお金をもらうって?!」
「うん、ママはいつも郵便局や銀行で、ニコニコしながらお金をもらってくるよ。パパもそうすれば!!」
そっか、近頃はいわゆる「とっぱらい」という現金でいただける仕事が少なくなって、振込の仕事が増えてきてるんですな。
カミサンが、ATMでお金を下ろしているのを、次男坊はきっと見てるんでしょう。
いやはや怖いな、子供は。
かくして父親の権威は、軽くなっていくのですなあ(涙)。
さ、今年一年、こちらのブログという名のムダ話にお付き合いいただきまして有難うございました。
来年は、腕によりをかけて、より下らない内容を目指す所存です。
2010年が、皆様方にとってサイコーの一年になりますように。
私と、このブログを愛読されている方々だけのご多幸をご祈念申し上げます。どうぞよいお年を……。
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