稲刈りで思ったこと
先日、埼玉県にあるJA鴻巣市さんのイベント「稲刈り体験ツアー」に、家族4人で参加してきました。
これは、今年6月に実施された「田植え体験ツアー」に引き続いてのイベントでありました。
あの暑い盛りに植えたときは、子供の手に乗るくらいの小さかった青い苗でしたが、大人がやっと抱えられるぐらいの大きな黄金色の稲へと変化した有様は、それはそれは劇的な再会でした。
大自然の摂理は、やはり感動的!
「我々は生き物をいただいているんだ」という当たり前のことに、何だかものすごい感謝したくなりました。
小2と年長のわが子にとっても、かなりインパクトが大きかった様子で、慣れない手つきで、農家の方々に指導を受けながら、のこぎり鎌を手に夢中になって稲刈りに励んでいました。
その後、刈り取った稲を束にまとめて、干して、脱穀し精米するという、我々の食卓に運ばれるまでにはさらなる手間がかかるのですから、農家の皆様の大変さを、身をもって知ることができました。
さあ、終わった後の昼食は、とれたての新米に豚汁、梅干ときゅうりの浅漬け。
これが、青い空に向かって叫びたくなるほどの美味しさでした。
刈り取った後のどこか寂しげな田んぼを見つめながら、収穫の喜びを味わいつつ、ふと「芸」について考えました。
よく見ると、「芸」という字は「草かんむり」なんですな。
つまり、「芸も植物」なのだと。
お米や他の農作物と同じく、大切なのは、雨、肥やし、風、夏の暑さ、そして冬の寒さ。
そして何より、収穫までには時間がかかるということ。
一朝一夕に出来上がるものではないのです。
我ながら卓見(あ、タッケンと言っても、これ不動産の資格ではありません)。
私談慶、誰からも飽きられない炊き立てのご飯のような芸人を目指します。
読者の皆様方、ご期待ください。
コメント
12月6日上田の「話し方講座&落語会」では大変お世話になりました( ^∀^)
チョーいい体験できました!!
ブログにも書かせていただきました( ^▽^)
http://shinshu.fm/MHz/01.59/archives/0000308254.html
談慶師匠!!これからもよろしくお願いします!!
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