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立川談慶の「談論慶発」

「いいひと」に思われたい症候群

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 政治家の所信表明演説やらタレントの謝罪会見、その他、いろんなインタビューなどなどを目にして、しみじみ思いました。  みんな、「いいひとに思われたい……」って、ずっと念じているんでしょうね。  だから世の中、窮屈に感じるのだと私は思います。

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 だいたい「いいひと」って、そもそも何なのでしょう?
 「電車の中でお年寄りに席を譲る人」?
 「ボランティア活動に励む人」?
 「子供にしゃがんで話しかける人」?
 「お金を貸してくれる人」?

 悲しいかな私には、その程度のイメージしか浮かびません。
 それらに1つ共通して言えるのは、「儲からないことを惜しみなくする人」でしょうか。

 ま、家のローンと子育てと落語の鍛錬、そしてこのブログを始め数々のレギュラーを抱えている私には、到底なれそうなものではないことはたしかです。

 でも、でもです。
 そんな「いいひと」を続けていると、「周りから使われやすい人」、すなわち「どうでもいいひと」になってしまうような気がしてならないのです!

 世間は怖いもの。
 うがった見方をすれば、世間は常に「扱いやすい人を要求し続ける組織」なのかもしれません。
 そんなのに巻き込まれたら、もう大変。
 ドラマで「いいひと」を演じた草薙君の例を出さずとも、「いいひと」でいる軋轢たるや大変なものです。

 「いや、それでも私は、世間からいいひとだと思われ続けたい!」というあなたへ……。

 「募金」をしましょう。

 スーパーとかのレジ脇によく置いてあるでしょ。
 森林増加やら盲導犬育成やらの。
 あそこに、お店の人にわかるように、これ見よがしに千円札を入れるのです。
 小銭を寄付しただけでもお礼を言われるのですから、破格の千円札投入は豪快ですぜ。

 「いいひと」への一歩は千円から。
 なんとお安い投資ではありませんか!


※コメントはブログ管理者の承認制です。他の文献や発言などから引用する場合は、引用元を必ず明記してください。

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プロフィール
立川談慶
(たてかわ だんけい)
本名、青木幸二。1965年、長野県上田市(旧丸子町)出身。慶應義塾大学卒業後、株式会社ワコールに入社。1991年に立川談志18番目の弟子として入門(前座名『立川ワコール』)。2000年12月に二つ目昇進、談志により『立川談慶』と命名される。2005年より真打昇進。 落語以外にも、テレビ、新聞、雑誌等にレギュラーを持ち、またザ・コンボイ瀬下尚人氏とのユニットライブ「だんじゅり祭」(平成17年より毎年開催)にて、異色コラボレーションを展開中。趣味・特技は、雪駄タップ、かっぽれ、絵手紙。
《談慶公式HP》立川談慶の世界
http://dankei.desu.jp/
《談慶ブログ》裏相田みつを語録
http://yaplog.jp/dankei-uraaida/
《おかみブログ》ダンケシェーンな休日 家族から見た談慶の知られざる素顔?の日記
http://yaplog.jp/dankei-holiday/
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