キャッチボールと日本人
2009年10月01日 09:00
ここ10年の間での一番の大きな変化というのは、まあ、いろいろあるでしょうが、私にとってプロ野球中継が大幅に減ったことですな。
特に今まで、ひいきのチームはないのですが、子供の頃から家族揃っての「アンチ巨人」。
それも巨人が、いいところまで行って負けてしまうのが一番の理想なので、ある人にしみじみこう言われました。
「それって、一番屈折したジャイアンツファンだよ!」と(笑)。たしかにそうかもしれませんな。
そんな私が、ここ3年ほどで、好きになったチームがあります。それが「西武ライオンズ」。
埼玉在住ということ、また大学時代からの友人で元ライオンズ投手の鈴木哲氏とも旧交を温めていたということ、そして一番の理由は昨年のライオンズ優勝カウントダウンイベントの司会をしたこと(現金な私!)などなど、いろんな条件が重なって、瞬く間に西武ファンになってしまいました。
先日も家族そろって西武ドームに。いやあ、生の迫力。
やっぱりテレビで見るよりも、球場に足を運んだ方が絶対楽しい!
幸い、子供2人とも男の子ですから、近頃は野球の話でもちきりです。天気のいい日は、草野球に明け暮れています。
「父と息子のキャッチボール」、これに勝る会話はありません。言葉を交わさなくても、ボールをやり取りするだけで、成り立つ信頼関係なのです。
これは息子を持つ父親の特権かもしれません。
それにしても、「ちょっとキャッチボールやる?」と自然に言葉に出るのは、私が一般的な日本人だからでしょうか?
まさか「古式泳法やろう!」とは間違っても言いませんな。
これがイギリスの一般家庭だったら、やはり「ちょっとクリケットやる?」とか、貴族なら「近代五種やる?」とかになるのでしょうか??
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