Letter29「タイプ別:医者の選び方(1)」
先日、手術のための入院を一週間後に控えたGさんからご相談がありました。
主治医とうまくコミュニケーションが取れなくて困っている。外来を受診した際に、「自分の病気は悪いものなのか? がんは右と左どちらにあるのか」と質問しても、「手術してみないと分からない」「どこに出来ているか分かっても、あなたには関係ないでしょう」との返事で、結局何も教えてもらえなかった、と訴えます。
しかし、手術日はもう来週に迫っています。どう気持ちの整理をつけたら良いのか分からない、不安だ、という相談でした。
Letter28「緩和ケアをご存知ですか? その3」
前回より、6月18日~19日の2日間に渡って開催された「第15回日本緩和医療学会学術大会」(http://jspm2010.umin.jp/index.html)から緩和ケアのトピックスをお伝えしております。
今回のトピックは、グリーフケアについてです。
Letter27「緩和ケアをご存知ですか? その2」
前回は「緩和ケアとは何か」についてお話しました。緩和ケアはあまり知られていない分野ですし、なかなか情報を得ることはできません。そこで、6月18日~19日の2日間に渡って開催された「第15回日本緩和医療学会学術大会」(http://jspm2010.umin.jp/index.html)からの最新情報を交えて、緩和ケアのトピックスをお伝えします。
Letter26「緩和ケアをご存知ですか? その1」
もしものお話です。友人の一人が長年がんを患っています。今は治療中で、体力が落ちて辛そうです。あなたは元気付けようと、友人をちょっと高級なホテルランチに誘いました。友人はこれまで例え治療中であっても外食の誘いに喜んで出掛けてきました。しかし、今回ばかりは断ってきました。最近身体がだるく、何をするのも億劫で、ここ数日は身体に痛みも出てきたのだと言います。「緩和ケアを受診した方が良いと主治医に言われた」と友人は言いました。