Letter15「薬局で「今日はどうなさいましたか?」と聞かれたら その1」
2010年04月21日 10:00
今回は日常、だれにでも起こりそうな話題です。
先日私自身が病気にかかり、かかりつけ医とは別のクリニックを初めて受診しました。無事診察が終わり、処方箋を持ってクリニックの隣にある、これまた初めての薬局へ。そこで薬剤師と思われる白衣の方とのやり取りに違和感を覚えたのです。その方は処方された薬を持ちながら、私の名を呼び、その後に
「今日はどうなさいましたか?」
と聞きました。私は
「咳がとまらないんです」
と答えました。するとその方は
「咳が出ているのになぜこの薬なのかしら?」
と言いました。そこで私は
「前回も同じ薬を頂いていて、症状が良くならないので継続してもらっているのです。咳だけではなく鼻もつまっています」
と言ったところ、
「あら、そうなの。でも前出ていた薬が一つ出ていないわよ」
と言われました。私は薬が減ることは医師と話し合っており、了解済みであることを伝えると、薬が手渡されました。
さて、皆さんはこのやりとりを読んでどう感じますか?
私は、このやり取りのあと、非常に後味の悪い思いをしました。
普段利用していた「かかりつけ薬局」でのやりとりを思い返してみましたが、こんな気持ちを抱いたのは初めでした。
これまでの薬局と、今日の薬局は何が違うのでしょう? 次回はその理由と対策を考えてみたいと思います。
※コメントはブログ管理者の承認制です。他の文献や発言などから引用する場合は、引用元を必ず明記してください。