夜桜(水ようかん)【春のおやつ】
2010年04月23日 10:00
晴れた日のお花見もいいですが、夜桜のしっとりした雰囲気もまた心に響きます。今日ご紹介する水ようかんは、桜の花の塩漬けを使用することで、ただ甘いだけではない、夜桜のような大人の香りを併せもつお菓子です。桜の時期は終わりましたが、桜の余韻を「味わう」のも、また風流ですね。
【材料】(容器6個分)
小豆こしあん 400g
グラニュー糖 50g
粉寒天 6g(4gと2g)
水 600cc(400ccと200cc)
桜の花の塩漬け 適宜
【つくりかた】
(1)桜の花の塩漬けの軸の部分を切り取って、水につけて塩気を除き、水気を取ります。
(2)鍋に寒天4gと水400ccを入れて煮溶かし、沸騰後2分ほど中火にかけます。
(3)に漉しあんを加えてよく混ぜながら煮溶かします。
(4)容器に等分に流します。
(5)別の小鍋に粉寒天2g(小さじ1弱)と水200ccを入れ、中火にかけます。
(6)(4)が固まりかければ桜の花の塩漬けの額を埋め込むようにして上向きに置き、(5)の寒天液をながし、冷やしかためます。
◆ちょっとヒント◆
・桜の花の塩漬けはお慶びのときの桜湯だけでなく、お菓子にも使えます。ほんのりとした香りと塩味があんの甘さを引き立ててくれます。
次回は4月26日(月)更新予定です。お楽しみに!
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