うぐいす餅【春のおやつ】
2010年03月08日 09:00
うぐいす粉(青きな粉)の色鮮やかな春を告げるお菓子です。
梅の香りのする頃を楽しみながら、お召し上がり下さい。
【材料】(10個分)
白玉粉 100g
砂糖 80g
水 125g
小豆こしあん 200g
うぐいす粉(青きな粉) 100g(手粉用も含む)
【下ごしらえ】
(1)あんを10等分して俵型に丸めます。
(2)バットに青きな粉を広げます。
【つくりかた】
(1)白玉粉に水を少しずつ加え、よく溶きます。さらに砂糖を加え、均一に混ぜ、漉し器で漉します。
(2)ラップをかけて電子レンジで2分加熱します(回りが固くなり、真ん中がどろどろの状態)。
(3)(2)を電子レンジから取り出して、生地が均一になるように混ぜ、ラップをかけて再度電子レンジで2分30秒加熱します。
(4)バットに餅生地を置き、棒状に伸ばして10等分します。
(5)1個ずつ指先で平らに伸ばして真ん中にあんを置き、俵型に包みます。
(6)綴じ目を下にして、両端を軽く引き伸ばし形を整えます。
(7)茶漉しで上からうぐいす粉をふりかけます。
◆ちょっとヒント◆
・「春告鳥」とも言われるうぐいすをあらわしたものです。
次回は3月12日(金)更新予定です。お楽しみに!
コメント
梅に鶯。一週間前から何だか「あれ?鶯かな?」と思う鳴き声が近所に現れました。まだ、練習不足もいいところで、子供なのかしら? ところで、調理場で鶯ってこんなに綺麗な色していないのよね、という話になりました。意外に世間ではメジロのことを鶯だと思っている人が多いのね?と誰かが言い出して…。春先に先ずやって来てほころんだ梅の枝にとまって花をつついたりしているの、あれメジロですね。鶯って本当に人目につくのが嫌いで、見た目も地味な鳥なのに、鳴き声だけは皆知ってる!まあ、メジロ餅よりはいいか!
そうなんです。「梅にうぐいす」 て江戸時代の人がめじろをうぐいすと間違ったのが流布したとも言われていますが、昔の人の方が観察眼はあったと思います。春先の美しいもののたとえとして言われたのではないでしようか。
めじろにとっては私の立場は何なのかと言いたいところでしよう。くるくるしたお目々、かわいいですよ。
梅に飛び交うめじろを見て、遠くで啼くうぐいすの声を耳にして、うぐいす餅をいただく、日本人に生まれてよかった。
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