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椿は寒い時期に鮮やかな花を咲かせ、葉も艶やかなことから特に愛されている花ですが、実から油が取れるため、古代から神木とされていました。葉で挟んだ中身を椿の実にたとえたそうです。源氏物語にも「つばいもちひ」として、蹴鞠(けまり)の後に食したことが記されています。王朝の貴公子も好んだお菓子です。