にんじんゼリー【秋のおやつ】
2009年11月24日 09:00
にんじんと言われなければわからないほど、柑橘系の香り豊かなゼリーに仕上がりました。流し缶の形や器でさまざまな楽しみ方ができますので、お試しください。
【材料】
(18㎝トヨ型2つ分(半月形の流し缶)、または14㎝×11cm×4㎝の角型流し缶1つ分)
にんじん 中2本(茹でてピューレ状にして300g)
粉寒天 8g
水 400cc
グラニュー糖 250g
レモン絞り汁 50cc
グランマニエ(オレンジ系の洋酒) 小さじ2
【つくりかた】
(1)にんじんは皮をむき、薄く切ってゆで(または蒸します)、柔らかくし水気を切ります。
(2)(1)をフードプロセッサーでピューレ状にし、分量を測り、300gにします。
(3)鍋に水と粉寒天を入れ、混ぜながら加熱し、沸騰してきたらふきこぼれないように2~3分沸騰を続けて、砂糖を加え溶かします。
(4)火からおろしてピューレ状のにんじん、レモン汁、グランマニエを加え全体をよく混ぜて、流し缶に注ぎ、固めます。
◆ちょっとヒント◆
・にんじんは蒸すほうが養分の流出が少なく、栄養面で優れます。
・ピューレにしたにんじんの量が多いと柔らかいものになり、固まらないこともあります。必ず量は計ってください。
・レモン汁、洋酒を加えることでにんじん特有の臭いは和らぎます。
次回は11月27日(金)更新予定です。お楽しみに!
コメント
「はい、これは何かな?」と言って見事なオレンジ色のこのゼリーを目の前にしたのは大昔のベルの会。当時は甘味と言っても白玉団子や「…羹」といった寒天ものやフルーツゼリーをいくつかのローテーションで作っていたような気がします。
そこで敬愛する大先輩が教えてくださったのがコレ。レモンの香りがして、オレンジ色が見事で、まさか幼時の天敵(!)人参のゼリーとは思いも寄らず、「美味しい!」を連発しました。この鮮烈な色はお弁当の蓋を開けたときの「まあ!」を約束してくれます。お箸もすすめば首尾は上々ということです。名脇役です。
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