マーマレードの葛寄せ【夏のおやつ】
2009年07月17日 09:00
レモンの酸味とマーマレードの香りが嬉しいおやつです。
【材料】(5~6人分)
葛粉 50g
砂糖 50g
水 200cc
マーマレード 100g
レモン汁 15cc
【つくりかた】
(1)葛粉と砂糖を合わせ、半分量の水を加えてよく溶かし、裏漉しにかけます。
(2)(1)に残りの水を足します。
(3)(2)へマーマレードとレモン汁を加えて、弱火にかけます。徐々に火を強めながらトロリとするまで練り、小ぶりの湯のみまたはプリン型などに流します(流し缶でもOK)。
(4)固まったらお皿に取り出します。
◆ちょっとヒント◆
・「葛根湯」という風邪薬があるように葛粉は薬としても使われています。
・最近は生産量が少なく、じゃが芋澱粉を混ぜたものが葛粉として出回っていますが、風味と食感は葛粉100%のものには劣ります。薬効とおいしさの勝る本葛を使われることをおすすめします。
・冷蔵庫に長時間入れると硬くなりすぎるので注意しましょう。
コメント
このお菓子も伝統的にお弁当に入り続けてきましたね。「マーマレード葛羹」と言われる時も。だいたいこのマーマレードも自分で作る人達ですから、風味も上々です。鎌倉は気候が温暖なのでしょうか、柑橘系、ことに夏みかんがあるお家が多い。この頃レモンを植えて見事に実をつけているお宅もよく見かけます。この夏みかんは食べるとかなり酸っぱい古典的な?品種なのでマーマレードにすると風味格別!一本の木に鈴なりになったのを採って調理場へ持ち込めば皆喜んで引き取って立派にジャムにして楽しんでくれます。
毎年我が家の夏みかんでマーマレードを作り、そのホームメイドのものをこのお菓子にも使っていました。
ところが今年はみかんが例年より不作で、そこへリスが瞬く間に食べてしまいました。一夜明ければ、リスがきれいに中身を食べてその外皮だけが残っている有様でした。少しは作りましたが、ベルの甘味には市販のものにしました。市販のものだと風味に欠けるように思いました。
リスによる被害、これは鎌倉ならではですね。
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