こなし(菖蒲)【夏のおやつ】
2009年06月12日 09:00
関西ではおなじみの「こなし」。いろいろな形を楽しめます。
【材料】(10個分)
白あん 250g
小麦粉 25g
(以上二つが「こなし」生地)
紫芋の粉末 5g
黄色の色粉 少々
小豆こしあん 130g
【つくりかた】
(1)小豆こしあんを10等分にして丸めます。
(2)小麦粉をふるっておきます。
(3)紫芋の粉末、黄色の色粉を少量の水に溶かします。
(4)白あんと小麦粉をよく混ぜ合わせて、蒸し器に軽く絞った濡れ布巾を置き、その上にのせて15分蒸します。
(5)蒸し上がったものを布巾ごと取り出し、包むようにしてよくもんで、こなします。
(6)こなし生地の20gを黄色の色粉で着色し、残りを溶かした紫芋で紫色にします。
(7)着色したこなし生地をそれぞれ10等分します。
(8)紫生地で(1)を包み、菖蒲の花を形作ります(スプーン、お箸を用いるとうまくいきます)。
(9)黄色の生地を小さく丸めて中央に付けます。
◆ちょっとヒント◆
・「こなし」とはあんに粉類をつなぎにして蒸したもので、関西で作られます。関東では「練りきり」がありますが、製法が異なります。
・和菓子屋さんに四季折々の美しい色彩で並ぶ上生菓子。こなし生地を使えば家庭でも簡単にできます。赤や緑の色粉を使って、季節の花模様を楽しまれてはいかがでしょうか。
※コメントはブログ管理者の承認制です。他の文献や発言などから引用する場合は、引用元を必ず明記してください。