第51回 めまい・その3 ―胸椎2番体操で、くらくらタイプのめまいを改善
2013年04月18日 09:10
けあサポをご覧の皆さん、こんにちは。
今回は、4月のテーマ「めまい」の3回目です。
ひと言で「めまい」といっても症状はさまざまですし、また原因も異なります。このコーナーでは、症状の特徴をとらえて、3つのタイプに分けて均整アドバイスをお伝えしています。
〔均整ワンポイント・めまい編〕
★くるくるタイプ
――目が回り、景色がくるくる回転しているように見える。主に三半規管のトラブルが原因。
★くらくらタイプ
――くらっと立ちくらみがし、目の前が暗くなる。低血圧や貧血などが原因。
★ふわふわタイプ
――身体が浮いて、揺れているような感覚がある。脳の疾患あるいはホルモン異常などが原因。
その他に、過労や心因性が原因の「めまい」もあります。まずは自分のタイプを知って、それにあう対処法を選びましょう。とくに、ふわふわタイプが疑われる場合は、医師による診断を受けるようにしてください。
これまで2回は、くるくるタイプの対処法を紹介しました。今回は、くらくらタイプのめまいについて取り上げたいと思います。
くらくらタイプは、その名の通り、立ちくらみなどで頭がくらっとする症状が特徴のめまいで、血圧や血流の変動や、貧血などという、血液や血管に原因があるものです。
このタイプのめまいは、頭(脳)をはじめ全身の血の巡りを改善して、血圧を安定させる必要があります。均整では、胸椎2番を調整すると、造血機能を促すことができると考えます。ひとりでも簡単にできる、胸椎2番体操を紹介します。