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~内側から磨く~幸せはコレカラダ!-均整編-

第47回 更年期・その3 ―甲状腺を刺激するストレッチで、代謝バランスを整える

 けあサポをご覧の皆さん、こんにちは。
 今回は、3月のテーマ「更年期」の3回目です。

 更年期とは、女性において閉経期を迎える前後の期間のことをいいます。それまで、妊娠に備えて定期的に排卵してきた卵巣のはたらきが、閉経に向けてゆるやかに下降するのにともない、女性ホルモンのほうも分泌が減ったり、バランスが乱れたりします。

 そのようなホルモンの影響により心やからだに現れる症状には個人差があります。ほとんど気にならない程度の方もいれば、ホットフラッシュ(ほてり・のぼせ)、動悸(どうき)、息切れ、めまい、耳鳴り、頭痛、腰痛、腹痛、冷え、肩こり、不眠、食欲不振といった全身症状や、不安感、イライラ感、抑うつ感といった情緒不安などが生じて、日常生活に支障をきたす方もいます。

 苦しい、辛いと感じたときは、ひとりで悩んだりせずに、婦人科を受診したり漢方を試したりして、誰かに相談してみましょう。均整からのアドバイスはこちらです。

〔均整ワンポイント・更年期編〕
★脊髄神経全体と自律神経のバランスを整えて
女性のからだに優しいリズムを取り戻しましょう!
★ホルモンバランスにかかわる仙骨(骨盤の一部)
仙骨神経を整え、ホルモン分泌をうながしましょう!
★からだの新陳代謝にかかわる甲状腺ホルモン
お手軽トレーニングで、分泌をよくしましょう!
★骨盤のゆがみは、中に収まる生殖器官に影響します
引き締め効果のストレッチで、ホルモン分泌を活発に!

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 更年期に見られる特有の症状は、すべてが女性ホルモンが影響しているとは限りません。からだの代謝をコントロールする甲状腺ホルモンの乱れから生じる場合もありますので、甲状腺ホルモンが分泌される甲状腺に刺激を与えるストレッチを試してみましょう。

★甲状腺ホルモンの分泌を促すストレッチ
写真1
(1)うつ伏せの体勢から、両脇を締めて上体を起こし、両足も互いのひざをピッタリそろえて曲げます。

写真2
(2)この状態から、息を吐きながら上体をさらに起こし反らせます。あごを突き出し、首からお腹までをしっかり伸ばしたら、続いて、胸にたまるように息を吸い込んで止めます。

写真3
(3)苦しくなったら、息を吐いて脱力します。一連の動作を3回ほど繰り返しましょう。


 次回は、更年期の最終回。ホルモン分泌を活発にする骨盤の引き締めを紹介します。


※コメントはブログ管理者の承認制です。他の文献や発言などから引用する場合は、引用元を必ず明記してください。

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プロフィール
松岡博子
(まつおか ひろこ)
福岡県生まれ。アピア均整院院長。「身体のバランスをとることで健康になる」身体 均整法に出会い、「生き方は姿勢に現れる」と思い至る。身体均整師として研鑽を積む一方、身体均整法をベースにした家庭療法の開発にも力を注ぎ、多くの指示を得ている。
アピア均整院
http://www.apia-kinseiin.net
ブログ「仙骨1番」
http://apia-kinseiin.livedoor.biz/
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