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~内側から磨く~幸せはコレカラダ!-均整編-

第46回 更年期・その2 ― 仙骨神経を整え、ホルモン分泌を活発に

 けあサポをご覧の皆さん、こんにちは。
 3月は「更年期」をテーマにお届けしています。

 更年期とは、女性の場合、卵巣機能が衰えはじめ、女性ホルモンの分泌が減少する「閉経を迎える前後の期間」のことです。
 体への影響は、個人差があり更年期を迎えほとんど気にならないほどの症状しかない人もいれば、ホットフラッシュ(ほてり・のぼせ)、動悸(どうき)、息切れ、めまい、耳鳴り、頭痛、冷え、肩こり、不眠、食欲不振といった全身的症状や不安感、イライラ感、抑うつ感など情緒不安等により日常生活に影響がでる人もいます。

 これらの症状にひとり苦しんでいる方は少なくありません。大変なときは我慢せず、医師の診断を受けるなどしましょう。均整からのアドバイスはこちらです。

〔均整ワンポイント・更年期編〕
★脊髄神経全体と自律神経のバランスを整えて
女性のからだに優しいリズムを取り戻しましょう!
★ホルモンバランスにかかわる仙骨(骨盤の一部)
仙骨神経を整え、ホルモン分泌をうながしましょう!
★からだの新陳代謝にかかわる甲状腺ホルモン
お手軽トレーニングで、分泌をよくしましょう!
★骨盤のゆがみは、中に収まる生殖器官に影響します
引き締め効果のストレッチで、ホルモン分泌を活発に!

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 更年期の不快な症状には、女性ホルモンや甲状腺ホルモンなどの分泌をよくすることが大切だとお伝えしましたが、今回はそのホルモンバランスにかかわる仙骨(骨盤の一部)の神経を整えるストレッチを紹介します。
 このストレッチをすることで、ヒップラインが引き締められ、下垂した内臓ももとの位置に引き上げられますので、シェイプアップ効果も期待できますよ!

★ホルモンバランスを整える仙骨ストレッチ
写真1
(1)あおむけになり、両足を大きく開きます。両腕は手のひらを下にして、からだに沿って伸ばします。

写真2
(2)両脚のかかとができるだけお尻の近くになるよう、両ひざを立てていきます。


写真3
(3)両手でお尻の中心にある三角形の骨(仙骨)を支えるようにしながら押し上げます(骨盤を持ち上げます)。その状態から両ひざをつけ、3つ数えながら、ゆっくりと(1)の状態に近づけますが、このとき、お尻が床につかないように気をつけましょう。一連の動きを5回を目安に。


 次回は、新陳代謝にかかわる甲状腺ホルモンを刺激するトレーニングを紹介します。


※コメントはブログ管理者の承認制です。他の文献や発言などから引用する場合は、引用元を必ず明記してください。

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プロフィール
松岡博子
(まつおか ひろこ)
福岡県生まれ。アピア均整院院長。「身体のバランスをとることで健康になる」身体 均整法に出会い、「生き方は姿勢に現れる」と思い至る。身体均整師として研鑽を積む一方、身体均整法をベースにした家庭療法の開発にも力を注ぎ、多くの指示を得ている。
アピア均整院
http://www.apia-kinseiin.net
ブログ「仙骨1番」
http://apia-kinseiin.livedoor.biz/
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