第44回 アレルギー・その4 ―肩甲骨のストレッチで、肺を鍛える!
2013年02月28日 09:10
けあサポをご覧の皆さん、こんにちは。
2月のテーマ「アレルギー」の最終回です。
花粉症、気管支喘息、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎などで知られる「アレルギー」は、免疫が過剰に反応してしまう体質を改めることが対処のポイントです。酸性にかたむいた血液を中和させる、代謝能力のバランスをよくする、老廃物を排出して溜めない。普段からそういったところに気をつけながら、からだの中を大掃除するつもりで、体質を変えていきましょう。均整アドバイスは次のとおりです。
〔均整ワンポイント・アレルギー編〕
★アレルギーの中枢、胸椎4番のゆがみを取り、
酸性にかたむいた血液を中和させましょう!
★背骨のゆがみを整え、動きをよくすると、
代謝機能が上がり、アレルギー体質が改善!
★血液をきれいにしてくれる、腎の経絡ライン。
ひざから下の内側を指圧して、デトックス効果!
★アレルギー対策のポイントは呼吸器系にあり。
呼吸しやすくなるストレッチで、肺を鍛えましょう!
そして、最後のアドバイスとしてお伝えするのは、アレルギーと呼吸器系の関係について。吸って吐いての繰り返しがしっかりとできる、ストレスに負けない強い肺にすることで、原因物質(アレルゲン)を寄せつけない体質になります。
肺を鍛えるためには、肋骨をよく動かすことが必要ですが、その肋骨を動かすには、肩甲骨まわりをほぐすストレッチがよいでしょう。日常的に行えば、肩こりや頭痛、腰痛、生理痛などの改善にもなりますよ。
★肩甲骨まわりをほぐすストレッチ | |
(1)両足を肩幅に開いて立ち、両手をそれぞれ反対側の肩にかけます。 | |
(2)その状態から、右肩を大きく前に(20~30回)回しましょう。このとき、顔は正面を向き、お腹はひっこめたまま。 | |
(3)続いて、反対の左肩も同じように回します。左右ともに後回し(20~30回)行うのが目安です。 |
3月は「更年期」をテーマに均整アドバイスをお届けします。
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