第39回 消化器系・その3 ―Vクランチで腹筋を鍛えて、胃も強くする!
けあサポをご覧の皆さん、こんにちは。
今回は1月のテーマ「消化器系」の3回目です。
これまで2回にわたって、消化器系のとくに「胃」の不調に対する対処法をお伝えしました。弱った胃のはたらきをよくする、胸式呼吸だったり均整体操だったりを紹介したわけですが、今回は“胃を強くする!”をキーワードに、お腹まわりの筋トレについてお話します。
「腹筋のトレーニングが胃を強くする!?」と、少し意外に思われるかもしれませんが、実はそうなんです。筋トレの詳しいやり方をお伝えする前に、まずはこれまでの復習をかねて、胃や腸をいたわる均整アドバイスを見てみましょう。
〔均整ワンポイント・消化器系編〕
★胃のはたらきを整えるには、呼吸も整えること。
胸式呼吸で横隔膜・肋骨を動かし、胃も活発に!
★胃もたれや消化不良は、自律神経の乱れから。
からだのリズムと一緒に、胃の動きも落ち着かせて
★お腹まわりの筋肉を鍛えると、胃も強くなる!?
胃を鍛えるストレッチで、ウェストもシェイプUP。
★胃を活発にするポイントは胃経ラインにあり!
経絡ストレッチで、胃を伸ばしてあげましょう
お腹まわりの筋トレで今回、取り上げるのは、「Vクランチ」です。
このトレーニングでは、からだの深部につながる大腰筋、いわゆる“腹筋”といわれる腹直筋、脇腹にひろがる腹斜筋の脚側の部分などを鍛える効果が期待できます。
★腹筋を鍛える「Vクランチ」で胃を強くしよう!
(1)仰向けになり、両腕を大きく開き、片ひざを立てます。
(2)そこから上体をしっかり起こし、その状態のまま、片ひざを立てたほうの脚を上げます。
(3)ひざが真っすぐになるまで上げたら、そのまま脚を下ろし、床から少し浮かせたところで止めます。この上げたり下ろしたりする動作を20回行います。終わったら、反対側の脚も同じように。
次回は、消化器系のラスト。胃を活発にする経絡ストレッチを紹介します。
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