第36回 冷えとり・その4 ―経絡ストレッチで腎臓にエネルギーチャージ!
けあサポをご覧の皆さん、こんにちは。
12月のテーマ「冷えとり」の最終回です。
早いもので、今年最後の更新となりました。皆さんにとって、2012年はどのような1年でしたか。私自身は、仕事に、そして家族の世話にと、大忙しの1年となりました。来る新年も、皆さんとのご縁をかわらず大切に、また新たな出会いにもわくわくと期待しながら、心とからだのお話を続けていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします!
さて、冷えとりの締めくくりとして、これまでを振り返りましょう。からだの「冷え」をもたらすのは、運動不足、疲労、ストレス、夜更かしなど。そのような生活習慣を見直さず、冷えたままにしておくと、ぎっくり腰、胃弱、下痢症、生理痛、生理不順などの不調の原因となります。
改善するには、部分的な対処ではなく、まず、お腹や下半身の筋肉を鍛えて全身の「血のめぐり」をよくし、冷えを追い出す。基本は、はじめから冷やさないことが肝心です。また、経絡マッサージで、冷えに弱い腎臓に活力を与えるのもおすすめ。均整からのアドバイスはこちらです。
〔均整ワンポイント・冷えとり編〕
★冷えをとるには、全身の血のめぐりをよくすべし!
お腹や太ももの筋肉を鍛えて、血流をよくしましょう
★熱さは上にあがり、冷さは下にさがるのが法則
上半身は冷やし、下半身は温め、血液の循環を
★元気の源の「腎臓」は、冷えにとても弱い!
腎経の経絡を鍛えて、エネルギーを高めましょう
★冷えは、足の裏から、そろりそろりと忍び込む!
靴下3枚履きで、足裏からの冷えをシャットアウト
今回は腎経の経絡ストレッチを紹介します。冷えに弱く、冬になるとちょっと元気がなくなる腎臓。冷えが溜まりがちです。ストレッチで腎の経絡の流れをよくし、弱った腎臓を活発にしましょう。
★腎経の流れを促す、腎臓パワーUPストレッチ
(1)両脚を大きく広げて座り、息を吸って吐きながら、上体を前に倒していきます。
(2)倒しきったら、首の力を抜いて、10秒ほどそのままで。
来年の更新は、1月10日からスタート。「消化器を強くする」をテーマに均整アドバイスをお届けします!
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