第29回 肩こり・その1 ―こりをほぐすポイントは肩甲骨にあり!
2012年11月01日 09:10
けあサポをご覧の皆さん、こんにちは。
11月のテーマは、肩こりです。
漠然としたからだの不調(不定愁訴)のなかで、最も多い症状のひとつが、肩こりではないでしょうか。最近では、パソコンやスマートフォンなどを長時間、使っている人が増えていますから、症状がなかなか癒えず、すっきりしない思いをしている人も少なくないでしょう。
肩こりは、肩関節のまわりが炎症を起こしたり、筋肉が疲労したりして起こるもの。こりをほぐすには、肩甲骨を動かすのがおすすめです。
その肩甲骨を動かすには、僧帽筋(そうぼうきん)という、後頭部から背中の真ん中あたりまで広がる、お坊さんの衣のような筋肉をストレッチしてあげることが重要です。均整からのアドバイスはこちらです。
〔均整ワンポイント・肩こり編〕
★血行をよくして、こりにくいからだに!
日頃からまめに肩甲骨を動かしましょう
★肩や首すじのこりこりをほぐすには、
前方の大胸筋、後方の広背筋をストレッチ
★肩ばかり動かすのは、片手落ち
左右の腰の高さを整え、肩こり知らず!
僧帽筋とつながる肩甲骨を動かすことで、このあたりの血行がよくなり、肩のこりや張りがほぐれます。ひじをぐるぐる回す運動を紹介しましょう。
★ひじ回し運動で、肩甲骨を大きくストレッチ
(1)左右のひじを90度に曲げ、背骨を軸にして両ひじを回転させながら、肩甲骨をできる限り大きく動かします。
(2)この運動を、肩の関節を意識しながら、前のほうへ30回、後ろのほうへ30回、回しましょう。
次回は、前身の大胸筋と、後ろの背広筋を刺激するストレッチを紹介します。
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