第26回 骨粗しょう症・その2 ―その場ジャンプで、全身の骨をきたえる
けあサポをご覧の皆さん、こんにちは。
10月は「骨粗しょう症」をテーマにお届けしています。
骨粗しょう症は、骨がもろくなる症状のこと。太ももの付け根や手首、背骨の骨折などの大ケガにつながるのが心配です。骨密度の低下は加齢とともに進みますが、とくに閉経を迎えた女性は注意しましょう。
骨粗しょう症の治療薬として知られるのが、ビタミンD。骨の生成に欠かせないカルシウムやリンの吸収を促します。
このビタミンDは、からだの中でも作られますが、その作用に必要なのが紫外線です。お肌のために紫外線を避ける方は多いと思いますが、浴びる量が足りないと十分に作られません。
これからの季節は紫外線量が減りますので、少し意識して太陽の光を浴びるとよいでしょう。数十分程度の散歩がちょうどよいとされています。均整からのアドバイスはこちらです。
〔均整ワンポイント・骨粗しょう症編〕
★筋肉だけでなく、骨もきたえられる!
日頃から適度な運動を心掛けましょう
★骨の形成に欠かせない太陽の紫外線
お肌を守りながら、上手に日光浴しましょう
★骨を強くするカルシウム、ビタミンDとK
毎日の食事に必要な栄養素をお忘れなく
前回は、運動などして振動を与えると、骨は自然と強化され、丈夫になるとお伝えしました。
2回目の今回は、腕の骨を強くする運動を紹介しましょう。
★全身の骨を丈夫にするジャンプ運動
(1)真っすぐ立ったら、両腕を前のほうに10回、まわします。勢いをつけて、大きくまわすのがポイントです。
(2)前にまわし終えたら、今度は後ろのほうに10回、同じように大きくまわしましょう。
腕を大きくまわすことで、肩から腕にかけて振動を与えます。肩に負担をかけないよう用心しながら行いましょう。
次回は、背骨と脚の骨をきたえる運動を紹介します。
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