第22回 腰痛・その2 ―体幹筋をきたえれば、ゆがみ知らずの背筋に
けあサポをご覧の皆さん、こんにちは。
9月は「腰痛」をテーマにお届けしています。
普段、何気なくとっているからだのクセが原因で生じた、背骨や骨盤のねじれやゆがみの負担が腰のあたりにたまると、腰痛になります。このような状態を放っておくと、痛みは慢性的になることがあります。
均整的にみて腰痛は、からだのクセのタイプから3つに分けることができると、前回のときに紹介しました。感じる痛みと照らし合わせて、まずは自分に当てはまるタイプをさがしてみましょう。
〔均整ワンポイント・腰痛編〕
★腰痛1・前後ゆがみタイプ―上体を前に曲げたり後ろに反ったりすると痛む
http://www.caresapo.jp/kaigo/blog/kinsei/2011/04/post_3.html
★腰痛2・左右ゆがみタイプ―上体を左あるいは右の方へ横に倒すと痛む
http://www.caresapo.jp/kaigo/blog/kinsei/2011/05/post_4.html
★腰痛3・左右ねじれタイプ―上体を左あるいは右の方向にねじると痛む
http://www.caresapo.jp/kaigo/blog/kinsei/2011/05/post_2.html
★体幹筋をきたえるトレーニング
(1)背筋を伸ばして真っすぐ立ち、お腹をへこませます。
(2)そのまま片方の足を軽く持ち上げ、反対の足で立ち30秒キープします。
(2)終わったら、今度は反対の足を持ち上げ、同じように30秒キープします。
(3)この一連の動作を1セットとし、1回につき3セット行いましょう。
★もう少し頑張れる人の、体幹筋トレ
30秒キープするとき、からだがフラフラせず余裕のある人は、足を気持ち高めに持ち上げて行ってみましょう。
このトレーニングは体幹筋をきたえるものですので、両手を広げたりしてバランスをとらないで行うのがポイントです。左右のバランスがとれてきたら、体幹が整ってきた証し。仕事や家事のちょっとした合間にできますので、気軽に試してみてください。ただし、均整体操はやりすぎてはいけません。1日1回にとどめるようにしましょう。
次回も、体幹筋をきたえるトレーニング方法を紹介します。
★1日1回にとどめる
★起床時か就寝前が効果的
★空腹時、満腹時は避ける
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