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~内側から磨く~幸せはコレカラダ!-均整編-

第21回 腰痛・その1 ―均整体操で姿勢を正して、筋トレで深部を強化!

 けあサポをご覧の皆さん、こんにちは。
 9月のテーマは、腰痛です。

 日頃つい前のめりになって歩いていたり、座るときにはいつも同じほうの脚を組んだりするなど、普段の生活のなかで知らず知らずのうちについてしまうのが、姿勢のクセです。このからだのクセが原因で背骨や骨盤にねじれやゆがみが生じると、腰のあたりに負担がたまり痛みをともなうことがあります。このような状態を放っておくと、慢性的な腰痛となります。

 ただ、ひと言で腰痛と言っても、均整的に見ると、3つのタイプに分けることができます。これは、からだのねじれやゆがみの特徴をとらえて分類し、それぞれに適した対処法を提案するものですので、まずは自分の症状と照らし合わせて、当てはまるタイプを見極めてみてください。

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〔均整ワンポイント・腰痛編〕
★腰痛1・前後ゆがみタイプ―上体を前に曲げたり後ろに反ったりすると痛む
http://www.caresapo.jp/kaigo/blog/kinsei/2011/04/post_3.html
★腰痛2・左右ゆがみタイプ―上体を左あるいは右の方へ横に倒すと痛む
http://www.caresapo.jp/kaigo/blog/kinsei/2011/05/post_4.html
★腰痛3・左右ねじれタイプ―上体を左あるいは右の方向にねじると痛む
http://www.caresapo.jp/kaigo/blog/kinsei/2011/05/post_2.html


 このように、均整では、腰の痛みの特徴から整えるべき背骨の位置を見定め、それぞれに応じた調整をほどこします。自分で行う場合、前後にゆがんでいるタイプは腰椎1番体操。左右にゆがんでいるタイプは腰椎2番体操。そして、左右にねじれているタイプは腰椎3番体操となります。

 自分のタイプを見つけたら、適した体操を続けて行い姿勢を正しい状態に保ちながら、並行してからだの深部から強くする筋トレを行ってください。まず今回は、呼吸の動作にあわせながら、お腹の奥の筋肉をきたえるトレーニングを紹介します。

★腹部深部筋をきたえるトレーニング
写真1
(1)両足を軽く開いて立ち、お腹に力を入れてへこませます。
(2)そのままの状態で、ゆっくりと呼吸します。5つ数えて吸って、同じく5つで吐くのが目安。
(3)息を吸うときもお腹はふくらませないで、力を入れてへこませたまま行うのがポイントです。


★座った状態でする腹部深部の筋トレ
写真2
 この筋トレは座った状態でもできます。トレーニングの要領は立った状態と同じです。


 筋トレは無理のない範囲であれば一日何回でもかまいませんが、均整体操はやりすぎてはいけませんので、一日1回にとどめるよう注意してください。

 次回は、体幹をきたえる筋トレを紹介します。

均整体操のポイント
 ★1日1回にとどめる
 ★起床時か就寝前が効果的
 ★空腹時、満腹時は避ける

※コメントはブログ管理者の承認制です。他の文献や発言などから引用する場合は、引用元を必ず明記してください。

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プロフィール
松岡博子
(まつおか ひろこ)
福岡県生まれ。アピア均整院院長。「身体のバランスをとることで健康になる」身体 均整法に出会い、「生き方は姿勢に現れる」と思い至る。身体均整師として研鑽を積む一方、身体均整法をベースにした家庭療法の開発にも力を注ぎ、多くの指示を得ている。
アピア均整院
http://www.apia-kinseiin.net
ブログ「仙骨1番」
http://apia-kinseiin.livedoor.biz/
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