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介護のひとりごと 2010年10月

母は脳血管性の認知症です。

 急性期を過ぎて、今は特養のユニットで穏やかにしています。先日、面会に行きました。人物誤認もあり娘の私や孫の顔を見ても 認識出来ているのかは不明で、会話もほぼ通じませんが、孫娘が書いた手紙を読んで意味が分かっているようでした。言葉より文字のほうが理解できるようです。
 母とは元気な頃は、仲の良い親子関係ではありませんでした。認知症を発症してしばらくの間、口から食べ物も飲み込めない時期もあり、入院治療を受けて後、老健で過ごしていた頃は面会に行っても、他人を見る目で見られ、母が母ではなく 別の人のように思えて会うのが辛い日でしたが、毎週面会に行き 親子でなくてもいい、友達になろうと思うことで気持ちを支えていました。
 肉体的に快復してくると、脳血管性の場合は記憶も快復する部分があり、私の名前も時々は呼んでくれるようになりました。
 
 今の施設では介護士さんたちに暖かく接していただきよい状態を保てて居ることがありがたいきもちです。 面会に行った帰り際に「それじゃあ、帰るね
また来るよ」と母に言うと「私ももうすぐ帰るわ、ここは飽きたしな」などと、冗談ぽく言って笑っていました。 たまにまともな会話も出ますね。 また、手紙を書いて 娘と一緒におばあちゃんに会いにいきます。

ハンドルネーム:もじもじ



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