本屋さんで今いちばん活況を呈している、ビジネス書のコーナー。ありとあらゆるテーマの本が、所狭しと並べられています。なかには難解なものもありますが、読んでみると意外に日常生活の役に立つ内容もあります。
　『アイデアは考えるな。』という本書の言いたいことは以下の３つです。
（１）とにかく乗っかる
（２）自分からアイデアをたくさん出す
（３）楽しいと周囲に伝える
　ビジネス書という枠を離れても、「毎日の生活が楽しくなるヒント」としても行ける考え方だと思います。
　著者の柳澤大輔さんは、小さな会社を立ち上げた人です。
最初は企業のホームページをつくる仕事を請け負っていましたが、上記３点を社風とし、社内をどんどんおもしろくしていって、自分も楽しくなっていったら、いつのまにか日本でも有名な、ユニークな取り組みをする会社になっていました（http://www.kayac.com/）。
　読み終えたら、すっきり爽快＆ハッピーになる本です。まずは柳澤さんの教えに「乗っかってみよう」と思いました。