介護がラクになる魔法の言葉
精神的につらい時、誰かのちょっとした一言で心が軽くなった経験はありませんか?
うわべだけでなく、その人の気持ちを十分に理解した上で発せられた言葉は、心を元気にする力となります。困難に立ち向かうエネルギーにもなり得ます。
介護するということは、肉体的にも精神的にも大きな負担が強いられます。そんな中でも、自分を犠牲にして「自分ががんばらなければ」という責任感をもって介護している人が多い現状があります。しかも「介護するのが当たり前」と周囲から思われていると、介護者は一人で苦労を抱え込むことになります。
しかし介護生活で最も大切なことは、介護者自身の健康です。健康とは、身体だけでなく心の状態も含まれます。ねぎらいの言葉だけでも、心の負担は大きく軽減されるのに、周囲は誰もそんな言葉をかけてくれない……。
本書は、そうした介護で疲れてしまった人を勇気づける「魔法の言葉」がぎっしりと詰まった一冊です。ご自身も15年間にわたる介護生活を経験してきた著者・野原すみれさんからの「魔法の言葉」は、きっとあなたの心を深く揺さぶり、笑顔を取り戻すきっかけとなるでしょう。
長い介護生活を幸せな気持ちで過ごすために、本書を読んで肩の力を抜いてみませんか?(byこりん)