外国人でも慣れればだいじょうぶ
来年から、老人ホームで外国人が働けるようになるんだよね。日本は、高齢者は増えるけれど介護職は増えない。だから将来の人手不足を見越して、外国人労働者を迎え入れようとしている。
いま、日本の老人ホームやホームヘルパーは人手不足だもんね。日本全体でも助かることだよね。
フィリピンやインドネシアから、みんなきちんと日本語を勉強させて、来るんだからきっとだいじょうぶだよね。でも、問題なのはね、やっぱり日本のおじいちゃんおばあちゃんって、外国人に対して敏感なところがあるんだ。
接し方とか、言葉とか、少しでも外国っぽいなって思ったら「なんかヘンだなー」て思う人が多いと思う。
やっぱり、80歳、90歳まで、日本で生きてきて、それから外国人と一緒に暮らすのはどうかなぁ、だいじょうぶかなぁって思う。日本はもともと、外国人を見ると「ちょっとまって」って戸惑うところがある。
戦争の経験世代のほとんどのお年寄りにとって外国人は「ガイジン」だから。戦後生まれの高齢者が増えれば、だいぶ変わってくるかも知れないけれどね。
けれども、慣れもあるよね。慣れれば問題ないよね。
聞いた話だけれど、日本人は、タイ、インドネシア、カンボジア、ミャンマー辺りの人と気質が合うんだって。共通点は、みんなお米を食べる国。それから、日本が戦争で侵略した国。
だけど、日本の昔の礼儀正しい付き合い方を知ってるみたい。慣れれば、仲良くなれると思う。
というのはね、日本は初めてだけれど、ヨーロッパでは、こういう事を昔からやってるんだ。フランスやイギリスでは、結構アフリカ人が介護の仕事で働いている。もともとフランスは外国人労働者が多いけど、介護の仕事をしている人も多いんだ。
フランスには、セネガル、マリ、ニジェールとか、旧植民地国から行く場合が多い。もともとフランス語を公用語にしてる国々だし、文化的にも植民地時代に入ってきた物が残っているから、フランスに渡っても、そんなに違和感はないみたい。実は食事も似てるんだ。だから、とても行きやすい。
他にも看護師やスチュワーデスをしているアフリカ人も多いんだよ。
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