ギニアの“スパルタ式”フランス語レッスン
2008年09月22日 09:00
日本だと、英語を中学校・高校で習うけれど、勉強と思っていても覚えられない。義務じゃダメだよね。それに完璧主義では絶対無理。そんなのない。何でも出来る、を目指したら失敗するよね。
かわいい女の人と話をしたいから、っていう不まじめな目的の方がよっぽど言葉がマスターできる。楽しいからね。
ギニアの場合、小学校、中学校でフランス語を勉強するんだけど、これが大変なんだ。
子どもたちは、学校の外ではもちろんギニア語をしゃべってる。ところが、一歩学校のの中に入ったとたん、とにかくフランス語しかしゃべちゃいけないんだ。
先生が話す言葉もフランス語、教科書もフランス語、友達とのおしゃべりもフランス語。だからフランスに入ったみたい。
というのはね、もし間違ってギニア語しゃべったら、先生から罰を受けちゃうんだ。
しゃべった人は「罰のしるし」っていうのがあって、それを渡される。でも、その後で他の誰かがギニア語をしゃべると、その「罰のしるし」がリレーのバトンみたいに移る。で、一日の授業が終わって、その日の最後に持っていた人は、教室の掃除当番になるんだ。
だから、英語を本気で覚えたい人は、まる一日、All English,No Japaneseで試してみるといいかもよ。
※コメントはブログ管理者の承認制です。他の文献や発言などから引用する場合は、引用元を必ず明記してください。