外国語を覚える秘訣(その2)
2008年04月15日 09:00
ボクが日本語を覚えた理由の一つは環境といったけど、日本で知り合った、フランス語が話せる友達ができたことも大きかった。
話し相手がいることも重要だよ。
やっぱり、色んなことを友達と話したいと思うし、友達からは日本のいろいろなことを教えてもらったのも本当に大きかったね。
もちろん、大使館の中で仕事をしているときも、日本語の必要に迫られた。
普段はいいんだけれど、事務の人が休んだりすると、ボクが電話番しなきゃいけないんだ。そういうときは、一生懸命「電話かかってくるな」って祈ってる。だけど、やっぱり電話がかかってくるんだ。 そういうとき、電話の向こうから「もしもし」って日本語が聞こえてくると、パニックになっちゃう。
随分昔のことだけれど、わざとギニア語で「アロアロ」っていう電話に出るときの言葉を遣ってみたり、それに何回か電話をガシャンって切っちゃったこともあるんだ。 だから逃げずに、まともに日本語にぶつかったんだ。 もう、覚えるしかなかったからね。
人間、必要に迫られて、飛び込んでみると、なんとかなるもんだよ。
コメント
初めましてサンコンさん。今ロサンゼルスからこのブログを拝見させて頂いております。大学時代1週間ホームスティをした家の子と去年再会してすぐに結婚、こちらに住んで4ヵ月。ちょうど言葉の壁にぶつかっているところこのブログに出会いとても励まされました。語学学校とは全然違う現地の人のスピードに着いていけず、ワカラナイ!と文句ばかり言っていましたが、今回のブログを読み、毎日の積み重ねが大切なんだと再確認しました。人間の火事場のバカ力ってすごいものですね! 毎日こつこつマイディクショナリー作ってがんばります(´▽`)★
語学の習得には、『環境』と『度胸』が大事ですね。私は、渡米して来てから英語を上達させるための『環境』は整っているのに、もうひとつ『度胸』がないので、特に電話での会話は今でも苦手で、主人に頼んでかけてもらっちゃうこともあります。サンコンさんも「逃げずに、まともに日本語にぶつかった」んだから、私も逃げずにぶつからなきゃダメですね。
ギニアの事が知りたくて、サンコンさんのブログを読んでいます。
以前、夫(ギニア人)の事で、日本のギニア大使館に電話した時、フランス語で対応されたり、電話を切られたりした事がありイライラしたことがありましたが、大使館の人達も以前のサンコンさんのように日本語がわからず必死だったのかもしれませんね。
これからもサンコンさんのブログを応援しています。
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