おじいさんの教え
2008年03月18日 09:00
お互いに謙虚であること。素直なこころを持つこと。
ボクはアフリカの大地から学んだんだ。大地のいろいろな話を、祖父母や父母から教わってきた。
ボクが子どもの頃、右足をケガしちゃったことは前に書いたよね。ケガの後遺症が残っちゃって、サッカーもできないし、もうイヤだなぁってコンプレックスに悩んでた。そんなときに、おじいさんから聞いた話を一つ紹介するね。
自分の手を見てみると、5本の指がある。指が5本というのは、ケガをしちゃった人でなければ、人種に関係なくみんな同じ。
この5本の指は、どの指が一番エライとか、すばらしいってことはないよね。
どの指をケガしても、噛んでも、ぶつけても、その痛さは同じ。親指だから痛いとか、小指だから痛くないとかそういうことはない。
それからケガした痛みは、太った人でも、やせた人でも、大きい人でも、小さい人でも、黒人でも白人でもみんな同じ。痛いのは同じ。
社会には、色んな人間がいて当たり前。でもみんな5本の指を持っている。そう変わらない。
そう考えると、一切コンプレックスを持つ必要はないんだな、って思えた。
ボクは右足が悪いけど、そんなことでコンプレックスは感じないんだ。
コメント
本当にそのとおりですね。
いろんな人がいていろんな個性がある。
それをありのままに受け止められるサンコンさん、おじいさん。
とてもステキだと思います。
サンコンさんのお話をもっと聞きたいです。
お久しぶりです。以前大使館宛に年賀状差し上げましたが、あて先不明で戻ってきました。現在新宿区百人町で会社を立ち上げ4年が経ちます。マッサージのみならず、ケアマネージャー等の仕事も行っており、更に福祉の仕事も手がけるべく日夜頑張っております。サンコンさんもお元気でなによりですね。またどこかでお会いできる日を楽しみにします。突然ですが一言お礼を兼ねメールしました。
サンコンさん、お久しぶりです。以前、横浜で知人(H会長)を介して何度かお目にかかった、ナナです。3年前にハワイから移って来て、今はシアトル郊外に住んでいます。アメリカ人の夫と、4歳の娘がいます。H会長さんの弔報は、ハワイで聞きました。ご冥福をお祈りします。アメリカに来てから、人種差別やカルチャー・ギャップを感じることが多々ありますが、「どの指を怪我しても痛みは同じ」という、サンコンさんのお祖父様の教えに、目からウロコが取れました。サンコンさんのボランティア活動、遠くから応援しています。お体に気をつけて頑張ってください。
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