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ヘルパー2級 オスマン・サンコンの明るい家庭がイチバン!

必殺! カラオケコミュニケーション

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カラオケはいいね!

 前回まで、ボクなりの色んなコミュニケーションのやり方を紹介したけど、それでもダメだ~って時もある。
 そんなときは演歌歌っちゃう。すなおに、子どもの気持ちに戻って、自分が楽しんでいる様子を見てもらうんだ。そうすると相手もつられて笑顔になっちゃう。  
 コミュニケーションって、相手が男でも女でも、おとしよりでも子どもでも、みんな一緒。まずは心をひらいてみること。相手を引き込むこと。

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 このあいだ銀座へカラオケスナックに行ったんだ。  
 先に来ていたお客さんは、ボクの友達2人だけ。  
 ママさんに聞いてみたら、その2人は僕が来る前には、薄暗いお店の中で、ママさん相手に人生観の話ばっかりしてたんだって。   
 友達「人生って辛いね…」   
 ママさん「う~ん、そうね」   
 友達「昔はこんなこといいことあったね」   
 ママさん「うんうん」

 そこに後から入っていったボクが陽気に「おまたせ~!」って入っていって、マイク見つけてカラオケはじめちゃった。そしたらお店が急に明るくなった。  
 そうしたらさっきまで人生について暗く話していた友達も、大声で歌い始めちゃった。 それからはマイクの奪い合い。いやぁ~大変だった。

 あとから、ママさんに「サンコン、来てくれた助かったよ。お葬式みたいだったよ」なって言われちゃった。  
 結局、午前2時まで歌っちゃった。


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プロフィール
オスマン・サンコン
1949年ギニア共和国ボッファ生まれ。1969年にコナクリ大学から、ソルボンヌ大学へ国費留学。1972年ギニア共和国外務省に入省し、同年、日本に大使館を開くために初来日。駐日ギニア大使館に1979年まで勤務。1980年にワシントンDC駐米ギニア大使館勤務。その後、ギニアを日本の皆さんにもっと知ってもらいたいという思いで、1984年に外務省を休職し、再来日。タレントとしてテレビ・映画などに多数出演し、全国各地で講演活動を行う。現在は、タレント活動のほか、ギニア日本交流協会顧問としてボランティア活動を行っている。また、ホームヘルパー2級資格を取得し、お年寄りとの交流にも力を入れている。
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