サンコン流“コミュニケーション術”その2
2008年01月22日 09:00
教えてもらうことは楽しいこと
おとしよりとのコミュニケーションの話です。
ボクはときどき老人ホームに行く。
デイサービスとかで、みんなで広間に集まってレクリエーションとかするときあるよね。そういうとき、なかなかいっしょに入れなくて、隅っこの方になんだかさみしそうに座っておばあちゃんを見かけたりすることがある。
そのおばあちゃんに色んな話をしても、なかなか興味を持ってもらえなかったりする。でもね、ちょっと、お孫さんの話を教えてください、っていうと、結構ぽつぽつ話をはじめてくれる人も多い。「孫は小学校に入ったよ」とかね。
ボクは日本の47都道府県、全部に行ったことがあるんだ。だから、お年寄りの出身地をきいて、その土地のお話をすることもあるよ。 「生まれは岩手」って聞いたら、「日本一大きい県ですよね」とか言っちゃう。「雨ニモ負ケズ 風ニモ負ケズ」なんて、宮澤賢治の詩も言っちゃう。結構詳しいでしょ! 「サンコン、何で知ってるの???」ってよく言われるんだ。
するとね、どんどんそのおとしよりから話が出てくる。ちょっとしたお話で、みんな元気になる。ウキウキしながら色んなことを教えてくれるんだ。
そのおとしよりが、「サンコンちゃんが理解してくれてる」て感じてくれたとき、ホントに喜んでもらえるんだよね。そういうときはうれしいね。
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