またまた「歯みがき」の話
2007年12月17日 09:00
こんな感じでくわえながら磨くんだ。
前にも書いたけど、ボクはまだ虫歯が一本もないんだ。なぜかというとしっかり歯みがきをするからね。
写真みたいに木の枝の歯ブラシを使うんだけど、実はこの歯ブラシ、使い始めの頃はイタイんだ…。
歯ぐきから血が出ちゃって、口の中が真っ赤になっちゃったりもする。歯みがきをサボろうとすると、親から「痛くてもやめるな、毎日磨け」って怒られる。しかも2時間磨く。日本の歯みがきは2~3分だよね。短すぎるよ!
木の歯ブラシも1~2週間くらいで慣れてくるんだ。血もだんだん出なくなる。歯ぐきが丈夫になるんだよね。
樹皮を歯で剥いて芯の部分を使います。
ギニアの女の人は、水汲み場へ行くときに頭の上にバケツを乗せて、空いた手で歯みがきをしてる。見た感じちょっとワイルドだね。歯みがきはエチケットなんだ。歯が白くて綺麗な女性はやっぱりモテるんだよ。
それと、ギニアでは、木炭を使って歯みがきをすることもあるよ。指に炭を付けて、歯を磨く。もちろん、最初は歯が真っ黒になるよ。でもね、うがいするとすっきりするんだ。歯がツルツルする。
ボクも日本では、普通の歯ブラシを使っているけど、使うときは一番硬い毛の物を選ぶ。 磨きごたえがないからね。いつも力入れて磨く。新品の歯ブラシを、折っちゃったこともあるくらいにね。
子どもにも、「しっかり歯を磨きなさい」って教えてるんだ。でもまだ3歳だからうがいが上手にできなくて、水をよく飲みこんじゃってる。そのうちに覚えると思うけれどね。
きっと、ギニア流の歯みがきをしたら、日本のみんなも歯が丈夫になるのにな…。
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