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ギニアの歯みがきの木の話
2007年11月06日 09:00
前にもこのブログで紹介したけれど、ギニアではみんな木の枝を使って、歯みがきをするんだ。枝の先を少しずつ噛むようにして、歯みがきをする。
木の枝といっても、どんな木でも使えるわけじゃないんだ。歯みがき専用の木があって、みんなその木を切って使うんだ。その木を使うと歯がピカピカになって、虫歯にならない。おかげでボクは58歳だけど、まだ1本も虫歯はないんだ。
この歯みがきの木は、何回も繰り返し使えるから、1回使って捨てたりはしないんだ。ただし、使った後は必ず水の中に入れて保管しておく。最近では冷蔵庫に入れておく人もいるよ。乾燥してしまうと歯みがきの効果がなくなってしまうからみたい。これもギニアの昔からの知恵。
この木はギニアの海沿いに行けば自然に生えている木なんだけど、日本ではまだ見たことがないなぁ。だからというわけではないけれど、日本に住んでいる今は、普通の歯ブラシを使ってる。「郷には入れば郷に従え」っていうでしょ。
コメント
サンコンさん。こんにちわ。
今日始めて、ブログを知りました。
サンコンさんの分かりやすく、そぼくな視点、とても勉強になります。
ところで、歯磨きの木は何という木ですか?
前に、テレビでアフリカの人が木で歯磨きをするのを見て、私も割り箸でマネしてみましたが、あまり上手くできませんでした。
とても興味がありますので、お時間があれば教えていただけると嬉しいです。
ギニアの歯ブラシすごいですね!
それで虫歯にもならずに丈夫な歯でいられるなら、私も試したいです。
サンコンさん、日本に輸入を考えてはどうですか?
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