老人ホームに講演に行く
2007年05月22日 09:00
ボクはときどき老人ホームへ講演に行きます。
施設の中にギニアの民族衣装を着たボクが入っていくと、おじいちゃんもおばあちゃんもみんなビックリする。しかも日本語しゃべって、演歌を歌うともっとビックリする。
でもね、とてもいい笑顔になるんだ。そういうときって、みんなボケが治ってるような気がする。
いつもみんなと握手するんだ
ある老人ホームで「忙しくてなかなか見舞いに来てくれない親戚たちが来てくれて、久しぶりに話をすることができた。サンコンのおかげだ」って喜んでくれたおじいちゃんがいた。ボクがきっかけになって、コミュニケーションできる機会がつくれたのなら、とてもうれしいこと。みんなが集まるきっかけになれたこと、みんなが明るくなることが嬉しい。
ホームヘルパーにはいろいろな役割があるけど、ボクの役割は笑顔づくり。これが一番のセールスポイントかな。
別れ際には、おじいちゃん、おばあちゃんと握手をするのだけれど、その手の感触が自分の母にすごく似てる。一生懸命働いた手だからかな。亡くなった母のことを思い出させてくれる感覚。肌の色は違うけど同じだなって感じる。
老人ホームへ行くと、いつも自分の母にできなかったことを日本のおばあちゃんたちにやってあげたいって思うんだ。
コメント
サンコンさんは地道に活動されているところがすごいと思います。おとしよりと向き合うと、いろんなことが発見できますよね。
実は自分もヘルパー2級の免許を取ったんですよ。
でも、サンコンさんの苦労にくらべたらぜんぜんですけどね。いつまでも明るく笑顔をふりまいて、まわりの人を元気にできるといいですね。応援しています。
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