自分の年齢も考えなければ
週末からの連休にかけて誕生日の近い母へのプレゼントを選ぶため、姉家族が遊びに来ていた。8月以来、3か月ぶりである。姉が泊りに来て自分の身体(体力)が衰えていることを思い知らされた。姉が来ている間は普段私が行っている家事のほとんどを姉がしてくれるわけだから肉体的には相当楽なはずだ。しかし3か月前も同様だったのだが、いつもより身体がだるく感じて睡眠時間もやたら長くなってしまう。どうやら自分でも気がつかないうちに、日頃疲れを蓄積させているようだ。無意識に姉に甘えているのかもしれない。父親が介護状態になった10年前から大病はおろか風邪一つひかずに健康を維持しているつもりでいたが、今回つくづく「寄る年波」を実感させられた。
10代の頃から30年以上定期的に献血を続けているが、3年位前まではいつ血圧を測っても最低血圧70台最高血圧110台という、いわゆる至適血圧の範囲内だった。しかし、ここしばらくは最低血圧80以上最高血圧130以上ということもある。γ-GTPの数値も長い間30前後であったものが最近は50以上までなってきた。医師には「充分健康です。毎日お酒を飲んでいてその程度なら贅沢な話ですよ」と言われている。
先月末の土曜日には、午前中、知的障害者である弟が通う授産施設でのイベントで焼きソバを焼き、午後は公共の施設にて「成年後見制度」に関するセミナー講師を務めて夜は打上げ。移動の合間に自宅に戻って、母親と弟の昼食・夕食を準備しながら深夜まで酒を飲んでも翌日に疲れを残すことはない……と思っていたのだが。
知らず知らず自分の身体に疲れを溜め込んでいたわけだ。まよいっぱなしのまま「不惑」と云われる40歳を過ぎ、「天命」を知る(ことができるのか?)まであと2年半まできているのだから当然なのか。「死ぬまでは不死身」などと戯けたことを言って粋がっていた頃が懐かしい。
CMの台詞にもあるが「がんばり過ぎない介護」を考えて、少しは自分を労わらなければいけない年齢になったようだ。自分とその家族のためにも。
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