自分の年齢も考えなければ
週末からの連休にかけて誕生日の近い母へのプレゼントを選ぶため、姉家族が遊びに来ていた。8月以来、3か月ぶりである。姉が泊りに来て自分の身体(体力)が衰えていることを思い知らされた。姉が来ている間は普段私が行っている家事のほとんどを姉がしてくれるわけだから肉体的には相当楽なはずだ。しかし3か月前も同様だったのだが、いつもより身体がだるく感じて睡眠時間もやたら長くなってしまう。どうやら自分でも気がつかないうちに、日頃疲れを蓄積させているようだ。無意識に姉に甘えているのかもしれない。父親が介護状態になった10年前から大病はおろか風邪一つひかずに健康を維持しているつもりでいたが、今回つくづく「寄る年波」を実感させられた。
男性介護者サロン「M」スタート
以前、このブログでも紹介させていただいた「男性介護者サロン『M』」がスタートした。
私たちは以前から「荒川区男性介護者の会」を行っていたが、夜間の会合では時間的に参加できない方、お酒が飲めないので場に馴染みづらい方などに参加を呼びかけたものだ。
会場は荒川区社会福祉協議会の一室。初回から人が集まるものかどうか不安に駆られたスタートだったが、広報の甲斐あってこれまでこうした場に出たことがない男性介護者を含む数名の新規参加者が出席してくれた。
かしこまりました奥様
前回のブログに記載したドキュメンタリー番組の中で、取材を受けていた男性介護者は、親しみをこめて認知症の母親を『カズちゃん』と呼んでいた。そのように呼んでいる理由を聞かれると、照れくさそうに「別に大した意味なんかないよ、『カズちゃん』だから『カズちゃん』なんだ」と言っていた。彼はその『カズちゃん』から息子として認識されていないことが多いようだ。
介護ドキュメンタリー番組
以前取材を受けたことがあるテレビ局の記者さんから「『息子介護』のドキュメンタリー番組を放送するので視聴して意見をきかせてほしい」とのメールが入った。土曜日昼過ぎの30分番組だ。この手の番組は母親が嫌がるので自分の部屋で見た。