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荒川区男性介護者の会の「オヤジの介護」

骨密度

 母親は歩行困難で要介護3の認定を受けているが認知症の症状は無い。「最近、物忘れが激しい」とよく言うが健忘症は昔からで、私に物心がついた頃から母の「お財布ドコ?」はわが家の風物詩であった。

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 母親は20年以上前に膝の手術をしており、それ以降年々衰えていった。現在、外出は車いす、家の中は4点杖で移動している。寝たきりにならないように、起きている時間の半分は椅子に座ってテレビを見ているか、ゲームをしているか、という日々。
 見た目には髪の量もそこそこ有り、白髪より黒髪が目立ち、顔にシミも無いので年齢より若く見える。
 しかし、中身はぼろぼろだ。高血圧、狭心症、不整脈を長く患い、CT画像を撮れば脳の萎縮がうかがえ、脳梗塞の跡が数箇所有り、心電図には心筋梗塞の跡がある。朝・昼・晩・寝る前と1日10数種類の薬を飲み、痛み止めの座薬、胸に貼るニトログリセリン、体のあちらこちらに湿布薬を貼り、週3回のリハビリもクリニックまでの送迎が必要である。

 そんな母が、骨密度だけは50代前半と診断されている。
 栄養士ではないので確固たる根拠など無いが、朝のヨーグルトとアイスココア、夜寝る前のカシスリキュールは1年365日毎日摂らせている。ヨーグルトはできるだけ果肉入りのもの、ココアは冷たい牛乳にも溶けるヤツ、カシスリキュールは生のパイナップル2欠けを半日漬け、パイナップル100%のジュースで割って飲ませている。骨といえばカルシウムだから、朝のヨーグルトとココアがいいのだろうか。
 年数回は屋内外で転倒するが、幸い骨折することはほとんど無い。転倒時の骨折は即寝たきりにつながるので骨密度の維持には気をつけていたい。

(K)

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プロフィール
荒川区男性介護者の会
(通称:オヤジの会)
妻や両親を介護している男性、介護をしていた男性を中心とした「男性介護者の会」の先駆け。東京都荒川区を中心に、住み慣れた地域で暮らす家族介護者の支援を展開している。定例会での介護の悩みや意見交換のほか、行政や地域の企業や商店、研究者、他の介護者の会などと連携をしながら、様々な情報発信を行っている。
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