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ファイナンシャルプランナー太田差惠子の「お金のチカラ」

犬の生涯費用 1

 わたしもそうなのですが、ペットを飼う人が増えています。

 ペット飼育がよい理由を問うた調査があります。
「生活に潤いや安らぎが生まれる」54.6%
「家庭がなごやかになる」45.2%
「子どもたちが心豊かに育つ」41.2%
「防犯や留守番に役立つ」30.2%
「育てることが楽しい」27.2%
(「動物愛護に関する世論調査」(内閣府))

 どれにもうなずきます。
 わが家の場合を考えても、カルメンが来てから、家族の会話が増えました。また、それぞれに「笑顔」が増えました。

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 でも、忘れられがちですが、けっこうなお金がかかることも事実です。カルメンは毛が短いのでトリミングに行ったことがありませんが、毎月通うワンちゃんも少なくありません。
 トリミングに行かないとしても、ドッグフードや病気予防のために毎月服用しなければいけない薬や予防接種もあります。
 月1万円として、年間12万円。 
 13年の生涯とすれば、それだけで150万円以上。

 カルメンは0歳のときに不妊手術をしました。全身麻酔の手術で入院費込み5万円ほどだったかと思います。アレルギーで病院通いも。獣医さんに行く時は財布に1万円札を足さないと不安です。
ケージやお布団、毛布も購入します。洋服も。
oota20071206.jpg ネットをさまよっているうち、犬の生涯費用は300万円~500万円と書かれたページがあり、いまさらびっくり!
 500万はよほどの大型犬とか、病気の多い子とか、ぜいたくな飼い方の場合のような気がしますが、300万円は妥当な数字のようにも思います。

 娘に聞いてみました。
わたし「カルメンの生涯費用って、どれくらいだと思う?」
 彼女は思案顔になり…。
娘「けっこうだよねー」
わたし「300万くらいにはなるかなあ」
娘「そうだねー…。けど、カルメンには、軽く『300万円』価値はあるね!」
 確かに。
 これほど癒され、日々、笑顔をもらっていることを思えば。
 費用対効果的には、高くはないなあと納得するのでした。
 そして、思うのです。
 「わが家に来てくれてありがとう」と(犬バカ(*^^)v)。


※コメントはブログ管理者の承認制です。他の文献や発言などから引用する場合は、引用元を必ず明記してください。

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プロフィール
太田差惠子
(おおた さえこ)
AFP(日本FP協会会員)、介護・暮らしジャーナリスト、NPO法人パオッコ(離れて暮らす親のケアを考える会)理事長。高齢化社会においての「暮らし」と「高齢者支援」の2つの視点からの新しい切り口で新聞・雑誌などでコラム執筆、講演活動等を行う。2007年6月に『故郷の親が老いたとき―46の遠距離介護ストーリー』(中央法規出版)を上梓。
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