高齢者向けサービスのパンフを取り寄せよう!
2007年10月04日 09:00
先日、ある自治体の介護講座に講師として呼ばれました。
講座が終了したとき、受講者の男性のひとりが私を待ち構えていました。40代くらいの方です。
男性「質問ですが…。うちの親は別の自治体に暮らしています。サービスについてまとめたパンフレットをもらいたいと思うのですが、ほんとうにくれますか?」
講座のなかで、わたしが「自治体には高齢者向けのサービスをまとめた冊子やパンフレットがあるので、取り寄せておくと、いざというときに便利ですよ」といったことに対しての質問でした。
同居や近居の場合は、身近な役所で、遠居の場合も、親の暮らす町の役所に問い合わせればもらうことができます。
わたし「だいじょうぶ、今まで、もらえなかったという人に出会ったことはありませんから」
男性「でも、電話で問い合わせたら、『何について知りたいんですか』とか、『親御さんは、どんなサービスを使いたいと言っているんですか』とか、突っ込まれないでしょうか。聞かれたら、なんと答えたらいいのでしょう」
まだ具体的にどうこうしたいというのではなく、漠然とした不安のなかにいるらしく、詳しく聞かれたら返答に困る…、と心配されているのです。
役所に電話をするって、ハードルの高いことなんだなと、あらためて驚きました。
役所の人って、つっけんどんとか、こわいイメージがあるのかもしれません。でも、最近は親切な人が増えました。電話でつっこんでくる、なんてこともないでしょう。
介護保険料も支払っているんです。ビビることは無用。
ぜひ、パンフレットをもらってください。
遠方でもらいに行くことができないなら、送料が必要な場合がありますが郵送してくれます。
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