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ファイナンシャルプランナー太田差惠子の「お金のチカラ」 2007年09月

わたしが介護の発信を続けている理由

 先日、このブログを読んでくださっているモモさんからご質問をいただきました。
 ありがとうございます。

 ご質問の文章に「太田先生」とありました。
 「先生」っていうのはやめてください。こそばゆくって(>_<)。
 そうなのです。ときどき、「先生」と呼ばれて、「わたしのこと?」と左右をきょろきょろすることがあります。
 誰もいない…。やっぱりわたしのこと?



カルメンが見た涙

oota20070920.jpg 夕方、いつものようにカルメンと散歩に行きました。歩いていると、何度か顔をあわせたことのある60代くらいの女性に出会いました。彼女の家にもフレンチブルドッグがいるそうです。だから、ことさらカルメンのことをかわいがってくれます。

 今日もそうでした。
 買い物の袋を道に投げ出して、カルメンを抱きしめてくれます。お洋服、汚れますよ…、と言おうとしたとき、彼女の目から大粒の涙がぽろぽろこぼれていることに気づきました。



もうすぐ敬老の日

 ふと、「敬老の日」ってどうやってできたのだろう、とその由来が気になりました。
 ネットで調べていくうちに、兵庫県多可町のホームページにたどりつきました。

 実は、この多可町が「敬老の日」発祥の町なのだそうです。
 戦後の動乱期、野間谷村(現在の多可町八千代区)で初めて村主催の敬老会が開催され、長い間社会に貢献してきたお年寄りに敬意を表すとともに、知識や人生経験を伝授してもらう場を設けました。
 そして、9月15日を「としよりの日」と定め、村独自の祝日とすることにしたそうです。9月半ばとなったのは農閑期で、よい時候だったからだとか。
 その後、昭和41年、「敬老の日」は体育の日などとともに国民の祝日に加えられました。
 現在、八千代公民館の玄関脇に高さ約2メートルの石碑があり、前面には「敬老の日提唱の地」と彫り込まれているそうです。



古き良き昭和の空気漂う自転車屋さん

 8月も終わりが近づいた炎天下の日曜のこと。
 スーパーで買い物を済ませて、たくさんの荷物をカゴに入れて走っていると…。あれっ?
 後ろのタイヤを見ると、ペチャンコです。
 買い物に出かける時に、へこんでいたので空気を補充したばかり。
 ああっ、パンクだー。ガックリ。

 近所の商店街に自転車屋さんがありますが、その商店街は、日曜は定休日にしているお店が多いのです。

 念のためと思い、自転車を引きずりながら、お店の方にまわってみました。



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プロフィール
太田差惠子
(おおた さえこ)
AFP(日本FP協会会員)、介護・暮らしジャーナリスト、NPO法人パオッコ(離れて暮らす親のケアを考える会)理事長。高齢化社会においての「暮らし」と「高齢者支援」の2つの視点からの新しい切り口で新聞・雑誌などでコラム執筆、講演活動等を行う。2007年6月に『故郷の親が老いたとき―46の遠距離介護ストーリー』(中央法規出版)を上梓。
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